ルーレットは独立事象のゲームなので、どれだけ試行回数を重ねても同じ色が出やすいという場面は存在しません。
しかし、海外のカジノでは「黒が27回連続で出た」という信じられないようなギネス記録が残っています。
ルーレットに限らずギャンブルには、理論を超える「流れ」や「波」が存在し、その流れに乗ることで大きく稼ぐことが可能なのです。
そこで今回は、ルーレットで同じ出目が連続する確率やそのような場面で有効な戦略などを詳しく解説していきます。
もくじ
ルーレットでは黒が連続して27回出た世界記録がある

ルーレットは確率のゲームですが、時には私たちの想像を絶するような信じられない記録が生まれます。
その最たる例が、イギリス西部のブリストルにあるカジノで達成された「ルーレットで黒が27回連続で出現した」というギネス世界記録です。
この記録は、確率論だけでは説明しきれない、カジノの歴史に残る伝説的な出来事として知られています。
同じ色が連続で27回出る確率は約1億3千万分の1

ヨーロピアンルーレットで同じ色が27回連続で出る確率は、単純計算で約1億3671万分の1になります。
これは、365日24時間ルーレットを回し続けても一生に一度見れるかどうか、という天文学レベルの数字です。
黒が連続して27回出たという事象は、ルーレットがいかに予測不可能なゲームであるか、また、たとえ確率が低い事象であっても理論上は起こり得るというギャンブルの奥深さを示しているといえるでしょう。
ルーレットで同じ色が連続で出る確率
ベット回数 | 確率 |
1回目 | 48.60% |
2回目 | 23.62% |
3回目 | 11.48% |
4回目 | 5.58% |
5回目 | 2.71% |
6回目 | 1.32% |
7回目 | 0.64% |
8回目 | 0.31% |
9回目 | 0.15% |
10回目 | 0.07% |
上記の表は、ヨーロピアンルーレットで同じ色が連続して出現する確率をまとめたものです。
7回連続の時点で確率は1%を切り、10回連続になると0.07%と非常にレアな現象であることが分かります。
ルーレットをプレイしていると、同じ色が5、6回程度続く場面は割とひんぱんに見かけますが、それでも100回プレイして1、2回程度の確率です。
この数値を見ると、ギネス記録の約1億3千万分の1というのがいかにすごい記録であるかが分かりますね。
ルーレットは種類によって当選確率が異なる

種類 | レイアウト | 赤・黒賭けの当選確率 |
ヨーロピアンルーレット | 0を含む全37スポット | 18/37(48.6%) |
フレンチルーレット | 0を含む全37スポット | 18/37(48.6%) |
アメリカンルーレット | 0と00を含む全38スポット | 18/38(47.3%) |
ルーレットは大きく分けるとヨーロピアンルーレット、フレンチルーレット、アメリカンルーレットの3種類があり、それぞれ当選確率が異なります。
ヨーロピアンルーレットとフレンチルーレットは[0]を含む全37スポットで構成されているので、赤・黒賭けの当選確率は18/37(48.6%)。
アメリカンルーレットは[00]が含まれているので全38スポットとなり、当選確率が18/38(47.3%)に下がってしまいます。
配当はどちらも2倍なので、アメリカンルーレットを選ぶメリットはありません。
オンラインカジノでルーレットをプレイする場合には、必ずヨーロピアンルーレットかフレンチルーレットを選ぶようにしましょう。
ルーレットで同じ色が続いている時は「ツラ追い」が有効

ルーレットで同じ色や奇数(偶数)などが連続する状態を、ギャンブル用語で「ツラ」と呼び、この連続している流れに乗って同じ目に賭け続ける戦略を「ツラ追い」といいます。
ルーレットの出目は毎ゲーム完全確率で抽選が行われるため、赤が何回続いても次に赤が出る確率は常に約50%です。
しかし、ルーレットで勝ち続けているプレイヤーは、カジノには理論だけでは説明できない「流れ」というものが存在すると考えています。
したがって、「同じ色が続いている」といった偏りが発生している時には、その流れに乗って利益を最大化するという戦略が有効なのです。
この考え方は、ルーレット以外のギャンブルにも応用できます。
たとえば、バカラでプレイヤーが連勝している時には、「そろそろ連勝が途切れるはず」とバンカーに賭けるよりも、プレイヤーへ賭け続けた方が大勝ちできる可能性が高いのです。
ルーレットで同じ色が続いている時に使える必勝法

ルーレットで同じ色が続いている「ツラ」の状況では、「流れが途切れるまで乗り続ける」「そろそろ逆が来る」と考えるかで戦略が分かれます。
ここでは、どちらの考え方にも対応できる効果的な必勝法を紹介します。
マーチンゲール法

マーチンゲール法は、負けた次のゲームで賭け金を倍にしていくことから「倍賭け法」とも呼ばれる必勝法です。
マーチンゲール法の手順は以下になります。
- 初回ベット額を決める(例:1ドル、100円など)
- 1ゲーム目は初回ベット額を賭ける
- 勝敗によって賭け金を変動する
勝った場合は、負けるまで初回ベット額を賭け続ける
負けた場合は、勝つまで賭け金を倍にする(100円→200円→400円→800円→1,600円など、、、) - 勝ったら賭け金をリセットし最初に戻る
マーチンゲール法は、「そろそろ逆の色が来るはずだ」と考える場合に有効です。
たとえば、赤が6回連続に続いた後に、黒に賭けて勝つまでマーチンゲール法を続けるといった使い方ができます。
マーチンゲール法は1勝すると初回賭け金分の利益が出るので、ツラが続くと賭け金が2倍ずつ増えていきますが、流れが切れた瞬間に利益が確定する強力な手法です。
パーレー法(逆マーチンゲール法)

パーレー法はマーチンゲール法と真逆のコンセプトで作られており、「ツラ追い」で利益を大きく伸ばすことが可能な順張りの必勝法です。
パーレー法の手順は以下になります。
- 初回賭け金を決める
- 1ゲーム目は初回賭け金をベットする
- 勝敗に応じてベット額を変動する
勝った場合:前ゲームのベット額の倍の金額を賭ける(1→2→4→8→16→32)
負けた場合:賭け金をリセットして初回ベット額に戻す
パーレー法は獲得した利益を手元に残さずすべて次のゲームに賭けるので、同じ色が連続した際のツラ追いが成功すると、短時間で大きく利益を伸ばすことが可能です。
また、連敗時に賭け金を増やさないので、マーチンゲール法のように資金がパンクするリスクが小さいことから、ローリスクハイリターンな必勝法といえます。
ただし、1度でも負けると利益をすべて失ってしまうので、「5連勝で賭け金をリセットする」など事前に目標ラインを決めておくことが大切です。
グッドマン法(1235法)

グッドマン法(1235法)は、連敗時の損失を抑えながら、連勝時に利益を確実に伸ばしていくことを狙った必勝法です。
グッドマン法の手順は以下になります。
- 初回賭け金を設定する
- ゲームに勝つまで1単位を賭け続ける
- 勝ったら賭け金を「2→3→5」と増やす
- 4連勝後は負けるまで5単位を賭け続ける
- 負けたら攻略法をリセットして最初に戻る
グッドマン法は2連勝すると累計利益が3単位になるので、3ゲーム目で負けても損益は±0。
3連勝すると累計利益が6単位になるので、4ゲーム目で負けても1単位の利益が残ります。
4連勝後は、負けるまで5単位を賭け続けるのが基本的なルールですが、必ずしも負けるまで続ける必要はなく途中で利益を確定しても大丈夫です。
グッドマン法を使うと同じ色が連続した時に大きく利益を伸ばすことができ、3連勝以上できれば途中で負けてもパーレー法のように利益をすべて失うことがないので、攻守のバランスに優れた手法といえます。
イーストコーストプログレッション法

イーストコーストプログレッション法は、連勝時の利益を確保しながらツラ追いを続けたい人におすすめの必勝法です。
イーストコーストプログレッション法の手順は以下になります。
- 初回ベット額(1単位)を決める
- 2連勝するまでは初回ベット額を賭け続ける
- 3ゲーム目は「前ゲームのベット額+前ゲームで得た利益+前々ゲームで得た利益」を賭ける
【例】1 + 1 + 1 = 3ドル - 3ゲーム目以降も、「前ゲームのベット額+前ゲームで得た利益の半分」を賭ける
- 負けたらセット終了で最初に戻る
イーストコーストプログレッション法は、3連勝した時点で利益を確保金として残し、それ以降も利益の半分を残しながら進めていく点が特徴です。
そのため、パーレー法と比較すると爆発力は劣るものの、リスクマネージメントに優れているので好みに合わせてパーレ法と使い分けるといいでしょう。
まとめ
今回はルーレットの驚異的なギネス記録や、同じ色が連続する確率、さらにその流れを活かすための戦略などを解説してきました。
ルーレットは、単なる確率論だけでは説明が難しい偏り(ツラ)が発生することがあり、その流れを利用することで大きく稼ぐことが可能です。
ここで紹介した必勝法などを参考にして、連勝の醍醐味を存分に味わいながらルーレットを楽しみましょう。