バカラには様々な必勝法が存在しており、自分のプレイスタイルや資金力にあった戦略を上手く活用することが勝利への近道です。
今回はその必勝法の中から、パーレー法(逆マーチンゲール法)を紹介します。
パーレー法は連勝時の利益を最大限に伸ばせる優れたシステムベットで、バカラとの相性も抜群です。
この記事では、実践検証も交えながらパーレー法のメリットとデメリット、実戦で使用する際の注意点などを初心者にも分かりやすく解説していきます。
もくじ
バカラで使えるパーレー法(逆マーチンゲール法)とは

バカラで使えるパーレー法は2倍配当のゲームに有効な賭け方で、連勝時に使用すると短時間で大きく利益を伸ばすことが可能です。
負けた次のゲームで賭け金を2倍にするマーチンゲール法とは真逆のコンセプトで作られているため、逆マーチンゲール法と呼ばれることもあります。
またパーレー法は攻撃的なベッティングシステムなのでリスクが高いと思われがちですが、連勝中に負けても初回賭け金分の損失しか出ないためローリスクな手法であり、資金の少ない人でも始められる点がメリットです。
パーレー法はバカラだけでなくルーレットやブラックジャックなどのカジノゲーム、バイナリーオプションやFXなどの投資、競馬などのギャンブルにも有効な必勝法なので、パーレー法の使い方を覚えると様々なジャンルに応用できます。
パーレー法の基本的な使い方
パーレー法の基本的な使い方
1. 単位の賭け金を決める
2. 1ゲーム目は1単位を賭ける
3. 負けたら勝つまで1単位を賭け続ける
4. 勝ったら次のゲームで2単位を賭ける
5. 以降は4→8→16→32と前ゲームの2倍の金額を賭ける
パーレー法では、最初に1単位の賭け金を決めて勝つまで1単位を賭け続けます。勝ったら2単位が払い戻されるので、次のゲームでその2単位を賭け、以降は賭け金を2倍にしていきます。
手順自体はシンプルで特に難しい点はないので、初心者の方もすぐに実践可能です。
利確ラインについては特にルールは決まっておらず、「3連勝で利確して確実に利益を残す」「途中の負けは覚悟の上で大きな連勝を狙う」など、プレイスタイルや軍資金によって自由に設定できます。
バカラのパーレー法が効果的な理由

続いてバカラでパーレー法が効果的な理由を解説します。
パーレー法の使用条件を満たしているため
以下はバカラでプレイヤー、バンカー、タイ(引き分け)に賭けた場合の配当と勝率です。
賭け方 | 配当 | 勝率 | タイを除いた勝率 |
プレイヤー | 2倍 | 44.62% | 49.32% |
バンカー | 1.95倍 | 45.86% | 50.68% |
タイ(引き分け) | 9倍 | 9.52% | - |
パーレー法の使用条件は、勝率が約50%で2倍配当の賭け方があるカジノゲームですが、バカラはこの条件を満たしています。
プレイヤーまたはバンカーの勝率は50%を下回っていますが、バカラではタイ(引き分け)の場合は賭け金が返金されるので、実質的な勝率(タイを除いた勝率)はほぼ50%です。
前ゲームの勝敗結果が次ゲームに影響しないカジノゲームという点についてですが、バカラでは1度使用したカードはシューの交換まで再利用しないため、残っているカードの状況次第では次ゲームの結果に影響を及ぼす可能性があります。
しかしその影響は誤差の範囲なので特に気にする必要はありません。
以上のことから、バカラはパーレー法の使用条件を満たしているといえるのです。
ただし、タイへのベットはパーレー法の使用条件を満たしておらず、バカラでパーレー法を使用する場合にはプレイヤーまたはバンカーへ賭けなければいけません。
複数の戦略を活用して勝率をアップできるため

バカラでは、複数の戦略を活用することで勝率をアップさせることができます。
代表的な戦略は、罫線を使った方法です。バカラでは、プレイヤーとバンカーの勝敗履歴をリアルタイムで確認できる罫線が表示されています。
代表的な罫線は、以下の4種類。
バカラは勝率約50%のゲームですが、不思議なことに一定のリズムを刻みながらゲームが進行することが珍しくありません。
その流れを察知できるのが罫線で、罫線からテーブルの流れを把握することによって、運任せで賭けるよりも勝率アップを狙えるのです。
その他にもパーレー法を使いこなせるようになると、他のシステムベットと組み合わせるなど複数の戦略を活用することで、損失を抑えながら利益を伸ばすことができます。
たとえば、連敗中はマーチンゲール法を使って損失を確実に回収し、連勝中はパーレー法を使って利益を大きく伸ばすなど、複数の戦略を活用できるようになると、バカラで副業レベルに稼ぐことも十分に可能です。
バカラでパーレー法が本当に稼げるか実践検証

賭け方 | プレイヤー |
初回賭け金 | 1ドル |
ここでは、バカラでパーレー法が本当に稼げるかを実践検証してみました。
今回は初回賭け金を1ドルにし、2倍配当のプレイヤーのみに賭けます。
1ゲーム目

ゲーム数 | 1ゲーム目 |
初回賭け金 | 1ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | +1ドル |
まず1ゲーム目は、1ドルをプレイヤーにベットして勝利したので2ドルが払い戻されました。
次のゲームから、パーレー法のルール通りに賭け金を上げていきます。
2ゲーム目

ゲーム数 | 2ゲーム目 |
初回賭け金 | 2ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | +3ドル |
1ゲーム目に勝利したので、2ゲーム目は2倍の2ドルをプレイヤーにベットします。
結果は勝利したので4ドルが払い戻されました。
現在の累計損益は+3ドルです。
3ゲーム目

ゲーム数 | 3ゲーム目 |
初回賭け金 | 4ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | +7ドル |
2ゲーム目に勝利したので、3ゲーム目は4ドルをプレイヤーにベットします。
結果は勝利したので3連勝となり、8ドルが払い戻されました。
現在の累計損益は+7ドルです。
4ゲーム目

ゲーム数 | 4ゲーム目 |
初回賭け金 | 8ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | +15ドル |
3ゲーム目に勝利したので、4ゲーム目は8ドルをプレイヤーにベットします。
結果は勝利したので4連勝となり、16ドルが払い戻され累計損益は+15ドルになりました。
パーレー法では利益を残さずにすべて次のゲームへベットするので、連勝できるとこのように資金が一気に増えます。
これが、パーレー法の醍醐味ですね。
5ゲーム目

ゲーム数 | 5ゲーム目 |
初回賭け金 | 16ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | +31ドル |
4ゲーム目に勝利したので、5ゲーム目は16ドルをプレイヤーにベットします。
結果は勝利したので5連勝となり、32ドルが払い戻されました。
プレイヤーによってはこの辺りで賭け金をリセットする、という戦略を選択することも考えられますが、今回はこのまま賭け金を上げてみます。
6ゲーム目

ゲーム数 | 6ゲーム目 |
初回賭け金 | 32ドル |
勝敗 | 負け |
累計損益 | +1ドル |
5ゲーム目に勝利したので、6ゲーム目は32ドルをプレイヤーにベットします。
残念ながら負けてしまったので、賭け金が没収されました。
今回のゲームに限ると32ドルのマイナスですが、パーレー法では負けた場合の損失は初回賭け金分だけなので、累計損益は-1ドルです。
7ゲーム目

ゲーム数 | 7ゲーム目 |
初回賭け金 | 1ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | 0 |
6ゲーム目に負けたので、7ゲーム目は初回賭け金の1ドルをプレイヤーにベットします。
結果は勝利したので、2ドルが払い戻されました。
累計損益は±0に戻りました。
8ゲーム目

ゲーム数 | 8ゲーム目 |
初回賭け金 | 2ドル |
勝敗 | 負け |
累計損益 | -2ドル |
7ゲーム目に勝利したので、8ゲーム目は2ドルをプレイヤーにベットします。
結果は負けたので、賭け金が没収されました。
現在の累計損益は-2ドルです。
9ゲーム目

ゲーム数 | 9ゲーム目 |
初回賭け金 | 1ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | -1ドル |
8ゲーム目に負けたので、9ゲーム目は初回賭け金の1ドルをプレイヤーにベットします。
結果は勝利したので、2ドルが払い戻されました。
現在の累計損益は-1ドルです。
10ゲーム目

ゲーム数 | 10ゲーム目 |
初回賭け金 | 2ドル |
勝敗 | 負け |
累計損益 | -3ドル |
9ゲーム目に勝利したので、10ゲーム目は2ドルをプレイヤーにベットします。
結果は負けたので、賭け金が没収されました。
現在の累計損益は-3ドルです。
これで10ゲームをプレイしたので実践検証を終了します。
バカラでパーレー法を実践した結果一覧
ゲーム数 | 賭け金 | 勝敗 | 累計損益 |
1ゲーム目 | 1ドル | 勝ち | +1ドル |
2ゲーム目 | 22ドル | 勝ち | +3ドル |
3ゲーム目 | 4ドル | 勝ち | +7ドル |
4ゲーム目 | 8ドル | 勝ち | +15ドル |
5ゲーム目 | 16ドル | 勝ち | +31ドル |
6ゲーム目 | 32ドル | 負け | -1ドル |
7ゲーム目 | 1ドル | 勝ち | 0 |
8ゲーム目 | 2ドル | 負け | -2ドル |
9ゲーム目 | 1ドル | 勝ち | -1ドル |
10ゲーム目 | 2ドル | 負け | -3ドル |
今回の実践検証の結果をまとめました。
5連勝の時点では、累計損益が最大+31まで伸びましたが、最終的には-3ドルのマイナスとなっています。
パーレー法では、連勝すると利益が大きく伸びるものの1回の負けですべての利益を失ってしまうので、やめどきが重要であることが分かりますね。
今回は負けるまでパーレー法を続けましたが、「3~5連勝で賭け金をリセットする」というルールにしておけば、累計損益はプラスにできていました。
ただし、負けた場合でも損失は初回賭け金分のみなので、ローリスクハイリターンな手法といえます。
バカラでパーレー法を使用する際の注意点
ここでは、実践検証などを通じて分かったバカラでパーレー法を使用する際の注意点を解説します。
軍資金は多めに用意しておく

バカラでパーレー法を使用する際には、軍資金は多めに用意することをおすすめします。
パーレー法は比較的ローリスクで使えるシステムベットですが、1度の負けですべての利益を失ってしまう点がデメリットです。
実践検証では最初に5連勝できましたが、連敗や勝ちと負けを交互に繰り返す展開が続くと少しずつ資金が減っていきます。
基本的には連勝するまでは資金が減っていくことを覚悟しなければいけない手法なので、連勝の波が来るまで耐えられる程度の軍資金が必要です。
プレイヤーにベットする

バカラでパーレー法を使用する場合、プレイヤーにベットするようにしましょう。
通常のバカラでは、バンカーベットで勝利すると5%の手数料を取られるため配当は1.95倍です。1回の勝利ならそれほど大きな差は生まれませんが、たとえば5連勝した場合には2.5%の差が出てしまいます。
バカラではバンカーの方が勝率が若干高いのですが、実戦においては目に見えるほどの差は出ないので、基本的には2倍配当のプレイヤーにベットすることをおすすめします。
バンカーへもベットしたい人は、バンカーベットで勝利した場合に手数料を取られないノーコミッションバカラ(手数料なしバカラ)がおすすめです。
タイ(引き分け)やサイドベットには賭けない

パーレー法の使用条件は勝率が約50%で配当が2倍なので、タイとサイドベットは条件に当てはまりません。
またパーレー法の使用に関わらず、タイとサイドベットに関しては配当こそ高いものの還元率が低く、胴元(カジノ)に取られる手数料が高いので、基本的には使わない方がお得です。
ちなみに、プレイヤーとバンカーにベットした場合の還元率は99%弱ですが、タイの還元率は約85.68%で15%近くもの控除率を取られるため、賭ければ賭けるほど損失が膨らむ計算になります。
サイドベットも同様でカジノに取られる手数料が大きすぎるため、長期的に利益を残すことは不可能です。
資金に余裕がある時などにお遊び感覚で賭ける分にはかまいませんが、勝つことを目的とした場合にはタイとサイドベットに賭けないようにしましょう。
遊ぶ前にベット上限(テーブルリミット)を確認しておく

バカラでパーレー法を使う際には、必ず事前にベット上限(テーブルリミット)を確認しておくようにしましょう。
オンラインカジノのバカラにはベット額の上限が設けられており、それ以上の金額を賭けることはできません。
少ない資金でプレイする場合にはそれほど気にすることはありませんが、ある程度まとまった軍資金を用意でき、初回賭け金を大きくする予定の人はベット上限のチェックは必須です。
上限額については、各テーブルに表示されているので必ず確認する習慣をつけましょう。
損切りラインを決めてプレイする

バカラでパーレー法を使う場合は、必ず事前に損切りラインを決めておくようにしましょう。
パーレー法は連勝できれば効率よく利益を伸ばせますが、1回の負けでそれまでの利益をすべて失ってしまうため、タイミングを見誤るとせっかく稼いだ利益を失い、初回賭け金分の損失だけが残ってしまいます。
プレイヤーとバンカーの勝率は約50%なので、いつでも都合よく連勝できるわけではありません。
連敗が続く、勝ったり負けたりを繰り返す、大きく連勝できないといった悪い流れが続き、ジワジワと資金を減らしてしまう展開も考えられます。
そのような展開で事前に決めた損切りラインに達した時は、無理に深追いして損失を増やすのではなく、スパッとプレイを終了して次回からのプレイで取り返していきましょう。
パーレー法と相性の良いバカラゲーム
オンラインカジノには、通常のバカラ以外にもルールをアレンジしたりユニークなゲーム性を持つバカラが多数用意されています。
ここでは、パーレー法と相性の良いバカラゲームを2種類紹介します。
ノーコミッションバカラ(手数料なしバカラ)

ノーコミッションバカラ(手数料なしバカラ)は、その名の通りバンカーベットで勝利した場合に5%の手数料を取られない点が特徴です。
通常のバカラではバンカーの配当は1.95倍ですが、ノーコミッションバカラはバンカーの配当が2倍なのでパーレー法を使いやすいというメリットがあります。
ただし、バンカーにベットしてバンカーが「6」で勝利した場合には50%の手数料を取られるため、配当が1.5倍になります。
ゲーム全体の還元率は通常のバカラとほぼ同じですが、ノーコミッションバカラではバンカーが「6」で勝利するかしないかで大きく還元率が変わる点が特徴です。
たとえばバンカー勝利にベットして、バンカーが「6」以外で勝利する割合が多ければ通常のバカラよりも利益が大きくなります。普段は勝率の高いバンカーへ賭けることが多い人は、ノーコミッションバカラを試してみるのもいいでしょう。
バカラスクイーズ

バカラスクイーズは、リアルカジノのような絞り(スクイーズ)の演出を楽しめます。
ランドカジノのバカラでは、スクイーズはもっともテーブルが盛り上がる瞬間で「バカラの醍醐味はスクイーズにある」という人もいるほどです。
オンラインカジノではスピーディーにゲームが進行するバカラを好むユーザーが多いため、ディーラーが機械的にカードを配るテーブルがほとんどなので物足りなさを感じる方がいらっしゃるかもしれません。
そんな人には、こちらのバカラスクイーズがおすすめです。
絞りは勝敗に影響を及ぼすわけではありませんが、パーレー法を使って連勝中に絞りがあるとスリルやドキドキ感を楽しめますよ。
まとめ
今回はバカラでパーレー法が効果的な理由や実戦で使用する際の注意点などを解説してきました。
パーレー法は手順がシンプルで連勝中の利益を最大限に伸ばすことが可能なので、罫線などを利用して勝率アップを目指すことでバカラの醍醐味を存分に味わうことができます。
ただし、連勝の波に乗れないとジワジワと資金を減らしてしまうため、事前に損切りラインと利益目標を設定しておくことが大切です。
また、パーレー法はバカラだけでなくルーレットやブラックジャックなど2倍配当のゲームに有効なので、メリットやデメリットを理解して他のカジノゲームにもお試しください。
バカラジャンキーが選ぶ厳選カジノサイト