カジノの代表的な攻略法であるマーチンゲール法は、勝率約50%で2倍配当の賭けに有効なので、ブラックジャックとの相性も抜群です。
ただし、ブラックジャックには初回賭け金を追加するダブルダウンやスプリットがあるため、実践する際にはそれらを考慮したアクションが必要になります。
この記事では、ブラックジャックでマーチンゲール法を使うメリットやデメリット、注意点などを詳しく解説していきます。
もくじ
ブラックジャックで使えるマーチンゲール法とは

ブラックジャックで使えるマーチンゲール法は、カジノだけでなく他のギャンブルやFX、バイナリーオプションなどにも使われるシステムベットと呼ばれる必勝法です。
マーチンゲール法は理論上の勝率が100%であることに加えて、手順もシンプルなので初心者もすぐに実践できます。
マーチンゲール法の基本的な使い方

マーチンゲール法の基本的な使い方は以下になります。
マーチンゲール法の使い方
- ゲームに負けたらマーチンゲール法をスタート
- 前ゲームのベット額を倍にして賭ける
- 負けたら再び前ゲームのベット額を倍にして賭ける
- 勝ったら初回べット額に戻す
マーチンゲール法では、まず初回賭け金を設定し、負けるまで初回賭け金を賭け続けます。
ゲームに負けたらマーチンゲール法をスタートし、次のゲームでは前ゲームのベット額を倍にします。
以降は勝つまで賭け金を2倍にしていき勝ったら賭け金をリセットして最初に戻る、の繰り返しです。
たとえば、初回賭け金が1ドルだった場合には、2 → 4 → 8 → 16と賭け金を増やしていきます。
マーチンゲール法は、成功すると損失を回収するだけでなく必ず初回賭け金分の利益が出ます。
連敗時に賭け金が大きくなりますが、金額にかかわらず勝利した時の利益は初回賭け金分のみです。
ブラックジャックでマーチンゲール法が効果的な理由
ブラックジャックでマーチンゲール法が効果的な理由をまとめました。
勝率約50%で2倍配当の賭け方ができるため

マーチンゲール法が使える条件は、勝率約50%で2倍配当のカジノゲームですが、ブラックジャックはこの条件を満たしています。
ブラックジャックでベーシックストラテジーを使った場合の勝率は約49.5%で、勝利した場合の配当は2倍(ナチュラルブラックジャックは2.5倍)です。
したがって、ブラックジャックはマーチンゲール法が使える条件を満たしています。
ただし、ベーシックストラテジーを使わなかった場合の勝率は約43%なので、マーチンゲール法を使うならベーシックストラテジーの習得が必要です。
従属対象ゲームだが次のゲームへの影響はごくわずか

カジノゲームには、独立事象のゲームと従属事象のゲームがあります。
独立事象とは、過去のゲーム結果が次の結果に影響をしないゲームのことで、ルーレットやマネーホイールなどが当たります。
従属事象とは、過去の結果が次の結果に影響を及ぼすゲームのことで、ブラックジャックやバカラなどのカードゲームは従属事象に該当します。
これは、ブラックジャックでは1度使用したカードはシューの交換まで再利用しないため、残っているカードに偏りが発生した場合には理論上の数値とかけ離れた結果になる可能性があるためです。
ただし、オンラインカジノのブラックジャックは平均8デックを使用し、カードの残りが半分程度になるとシューの交換を行うためゲームへの影響はごくわずかです。
マーチンゲール法は独立事象のゲームにもっとも効果的とされていますが、ブラックジャックに使っても十分な効果を期待できます。
戦略を組み合わせて勝率アップが期待できる

ブラックジャックには、他のカジノゲームにはない2つの強力な攻略法が存在します。
- ベーシックストラテジー
- カードカウンティング
ベーシックストラテジーとは、プレイヤーとディーラーに配られたカードの組み合わせから最適なアクションを教えてくれる攻略法です。
ベーシックストラテジーの有効性については統計上で証明されており、ストラテジーチャートに沿って期待値の高いアクションを毎プレイ選択することで、ブラックジャックの還元率を最大限に引き出すことができます。
ベーシックストラテジーを使用した場合の勝率は約49.5%と限りなく50%に近づくため、マーチンゲール法との相性は抜群です。
ちなみに、ベーシックストラテジーを使用せずに運任せでプレイすると、理論上の勝率が約43%と大幅に下がってしまうので、ブラックジャックでマーチンゲール法を使う場合には、必ずベーシックストラテジーを使うようにしましょう。
カードカウンティングとは、場に出たカードをカウントしてシュー内に残っているカードを予測する攻略法です。
カウンティングを行って有利な状況と予想できる場合には、ベット額を上げたりダブルダウンやスプリットなどで積極的に勝負を仕掛けるアクションが有効になります。
逆に不利な状況と予想できる場合には、慎重にプレイすることで損失を最小限に抑えられるのです。
ブラックジャックは、ベーシックストラテジーとカードカウンティングを使うことによって勝率アップが期待できるので、理論上の勝率が100%であるマーチンゲール法と組み合わせることで大きな効果を見込めます。
ブラックジャックのマーチンゲール法のアクション別の賭け方
ブラックジャックには賭け金を追加したり、勝負を放棄することで賭け金が半分戻ってくるアクションがあるため、マーチンゲール法を使う場合には正しい運用方法の理解が必要です。
ここでは、ブラックジャックでマーチンゲール法を使う際のアクション別の賭け方を解説します。
ヒット or スタンドの場合

勝敗 | 次ゲームの賭け方 |
---|---|
勝ち | 最初のベット額に戻す |
負け | 前ゲームのベット額を倍にして賭ける |
プッシュ | 今回のゲームと同額をベット |
ヒットまたはスタンドを選択した場合は、マーチンゲールの基本的な使い方をそのまま適用すればOKです。
勝った場合には賭け金をリセットして、次のゲームでは初回賭け金をベットします。
負けた場合には、前ゲームの賭け金を2倍にした金額をベットします。
たとえば、10ドルを賭けて負けたら次のゲームの賭け金は20ドルです。
プッシュ(引き分け)の場合、賭け金が全額戻ってくるので次のゲームでは同じ金額をベットします。
ダブルダウンをした場合

勝敗 | 次ゲームの賭け方 |
---|---|
勝ち | 最初のベット額に戻す |
負け | 前ダブルダウン前の3倍をベット |
プッシュ | ダブルダウン前と同額をベット |
ダブルダウンを選択した場合は、通常のマーチンゲールと計算方法が異なります。
まずダブルダウンが成功して勝った場合には、賭け金をリセットして最初のベット額に戻ります。
負けた場合には、次のゲームではダブルダウン前の3倍の金額をベットします。
たとえば、ベット額が10ドルで、ダブルダウンで10ドルを追加して負けたとしましょう。
この場合、次のゲームの賭け金はダブルダウン前の3倍なので、10ドル x 3倍 = 30ドルです。
プッシュの場合は、ベット額がそのまま戻ってくるので、次のゲームはダブルダウン前と同額をベットします。
ダブルダウン分を加算した金額ではない点にご注意ください。
スプリットをした場合

勝敗 | 次ゲームの賭け方 |
---|---|
2勝0敗(1勝1分) | 最初のベット額に戻す |
1勝1敗(0勝2分) | スプリット前と同額をベット |
1敗1分 | スプリット前の2倍をベット |
0勝2敗 | スプリット前の3倍をベット |
スプリットとは、最初に配られた2枚のカードが同じ数字だった場合、初回賭け金と同額を追加してハンドを2つに分けるアクションです。
スプリットを選択した場合は、4種類のパターンがあり少し複雑です。
まず2勝0敗(1勝1分)の場合は、次のゲームは最初のベット額に戻ります。
1勝1敗(0勝2分)の場合は損益が±0なので、次のゲームではスプリット前と同額をベットします。
1敗1分の場合は、次のゲームでスプリット前の2倍をベットします。
0勝2分の場合は、次のゲームでスプリット前の3倍をベットします。
スプリットは少し複雑なので、慣れるまでは上記の表を参照しながら練習するといいでしょう。
インシュランスをした場合

インシュランスの結果 | 次ゲームの賭け方 |
---|---|
成功 | インシュランス前と同額をベット |
失敗&ゲームは勝利 | インシュランス前の半額をベット |
失敗&ひき分け | インシュランス時と同額をベット |
失敗&負け | インシュランス前の2.5倍をベット |
インシュランスとは、ディーラーのアップカードが「A」だった場合にブラックジャックが成立していることを予想して、賭け金の半額を追加で賭けるアクションです。
インシュランスが成功すると、追加分の3倍配当が払い戻されるので損益が±0になります。
たとえば、10ドルをベットしてインシュランスで5ドルを追加、成功すると5ドルの3倍が払い戻されるため、合計賭け金は15ドル、払い戻し金が15ドルで±0になるのです。
インシュランスを選択した場合は4種類のパターンがあります。
まず、インシュランスが成功した場合には、次のゲームはインシュランス前と同額をベットします。
インシュランスは失敗したもののゲームは勝利した場合は、次のゲームでインシュランス前の半額をベットします。
インシュランスが失敗してゲームが引き分けだった場合は、インシュランスと同額をベットします。
インシュランスが失敗しゲームに負けた場合は、次のゲームでインシュランス前の2.5倍をベットします。
インシュランスは期待値の低いアクションなので、ベーシックストラテジーではインシュランスが推奨されるカードの組み合わせはありません。
ベーシックストラテジーに沿ってプレイする場合には、インシュランスのパターンは覚えなくても大丈夫です。
サレンダーをした場合

勝敗 | 次ゲームの賭け方 |
---|---|
- | サレンダー前の1.5倍をベット |
サレンダーとは、勝負を放棄することで賭け金の半額が戻ってくるアクションのことです。
たとえば10ドルをベットしてサレンダーを選択すると、その時点でゲームが終了して5ドルが戻ってきます。
サレンダーを選択した場合は、次のゲームでサレンダー前の1.5倍をベットします。
オンラインカジノのブラックジャックでは、サレンダーを使えるゲームは少ないのですが、賭け方のパターンが1つしかないので確実に覚えておきましょう。
ブラックジャックでマーチンゲール法を使って稼げるか実践検証

ここでは、ブラックジャックでマーチンゲール法を使って稼げるかを実践検証してみました。
初回賭け金 | 1ドル |
---|
マーチンゲール法は連敗すると賭け金が急激に膨らむので、初回賭け金は1ドルに設定しました。
1ゲーム目

ゲーム数 | 1ゲーム目 |
---|---|
賭け金 | 1ドル |
勝敗 | 負け |
累計損益 | -1ドル |
まず1ゲーム目は、初回賭け金の1ドルをベットします。
結果は「20」でしたが、ディーラーのハンドが「21」だったので負けとなり賭け金が没収されました。
ゲームに負けたので、次のゲームからマーチンゲール法のスタートです。
2ゲーム目

ゲーム数 | 2ゲーム目 |
---|---|
賭け金 | 2ドル |
勝敗 | 負け |
累計損益 | -3ドル |
2ゲーム目の賭け金は、前ゲームの2倍 = 2ドルです。
今回も残念ながら負けてしまったので、賭け金が没収されました。
現在の累計損益は-3ドルです。
3ゲーム目

ゲーム数 | 3ゲーム目 |
---|---|
賭け金 | 4ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | +1ドル |
3ゲーム目の賭け金は、前ゲームの2倍 = 4ドルです。
結果は勝利したので、2倍配当の8ドルが払い戻されました。
これでマーチンゲール法が成功し、累計損益は+1ドルになりました。
4ゲーム目

ゲーム数 | 4ゲーム目 |
---|---|
賭け金 | 1ドル |
勝敗 | 負け |
累計損益 | 0 |
前ゲームに勝ったので、4ゲーム目は最初に戻って初回賭け金の1ドルをベットします。
結果は負けで賭け金の1ドルが募集され、累計損益は±0になりました。
次のゲームからマーチンゲール法をスタートします。
5ゲーム目

ゲーム数 | 5ゲーム目 |
---|---|
賭け金 | 2ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | +1ドル |
5ゲーム目の賭け金は、前ゲームの2倍 = 2ドルです。
結果は勝利したので、2倍配当の4ドルが払い戻されました。
マーチンゲール法が成功し、現在の累計損益は+1ドルになりました。
6ゲーム目

ゲーム数 | 6ゲーム目 |
---|---|
賭け金 | 1ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | +2ドル |
前ゲームに勝ったので、6ゲーム目は初回賭け金の1ドルをベットします。
結果は勝利したので、2倍配当の2ドルが払い戻されました。
現在の累計損益は+2ドルです。
7ゲーム目

ゲーム数 | 7ゲーム目 |
---|---|
賭け金 | 1ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | +3ドル |
7ゲーム目の賭け金は、初回賭け金の1ドルです。
結果は勝利したので、2倍配当の2ドルが払い戻されました。
現在の累計損益は+3ドルです。
8ゲーム目

ゲーム数 | 8ゲーム目 |
---|---|
賭け金 | 1ドル |
勝敗 | プッシュ |
累計損益 | +3ドル |
8ゲーム目の賭け金は、初回賭け金の1ドルです。
結果はプッシュだったので、賭け金の1ドルが払い戻されました。
現在の累計損益は+3ドルのままです。
9ゲーム目

ゲーム数 | 9ゲーム目 |
---|---|
賭け金 | 1ドル |
勝敗 | 勝ち |
累計損益 | +4ドル |
9ゲーム目の賭け金は、初回賭け金の1ドルです。
結果は勝利したので、2倍配当の2ドルが払い戻されました。
現在の累計損益は+4ドルです。
10ゲーム目

ゲーム数 | 10ゲーム目 |
---|---|
賭け金 | 1ドル |
勝敗 | プッシュ |
累計損益 | +4ドル |
10ゲーム目の賭け金は、初回賭け金の1ドルです。
結果はブッシュだったので、賭け金の1ドルが払い戻されました。
現在の累計損益は+4ドルのままです。
これで10ゲームプレイしたのでマーチンゲールの実践検証を終わります。
ブラックジャックでマーチンゲール法を10ゲーム実践した結果
ゲーム数 | 賭け金 | 勝敗 | 累計損益 |
---|---|---|---|
1ゲーム目 | 1ドル | 負け | -1ドル |
2ゲーム目 | 2ドル | 負け | -3ドル |
3ゲーム目 | 4ドル | 勝ち | +1ドル |
4ゲーム目 | 1ドル | 負け | 0 |
5ゲーム目 | 2ドル | 勝ち | +1ドル |
6ゲーム目 | 1ドル | 勝ち | +2ドル |
7ゲーム目 | 1ドル | 勝ち | +3ドル |
8ゲーム目 | 1ドル | プッシュ | +3ドル |
9ゲーム目 | 1ドル | 勝ち | +4ドル |
10ゲーム目 | 1ドル | プッシュ | +4ドル |
今回の実践検証を表にまとめました。
結果は5勝3敗2分だったので、同じ金額を賭け続けるフラットベットなら2ドルの利益ですが、マーチンゲール法は負けたゲームの損失を回収できるため4ドルの利益が出ています。
大きな連敗がなかったため賭け金が跳ね上がることもなく、順調な結果となりました。
ブラックジャックの勝率は約49.5%なので連敗することもありますが、ベーシックストラテジーやカードカウンティングを使えば勝率アップが可能なので、損失を回収しながらコツコツと利益を積み重ねていくマーチンゲール法との相性が良いことが分かりますね。
ブラックジャックでマーチンゲール法を50ゲーム実践した検証結果

全50ゲームで稼げた金額:+19ドル
上記は、マーチンゲール法を使って50ゲーム実践した検証結果です。
損失が最大-25ドルまで落ち込んだ場面がありますが、基本的には緩やかな右肩上がりで資金が増えています。
資金管理をしっかりと行い、ベーシックストラテジーやカードカウンティングを正しく使用すれば、ブラックジャックでマーチンゲール法を使って資金を増やしていくことが十分に可能です。
ブラックジャックでマーチンゲール法を使うメリット・デメリット

ここでは、ブラックジャックでマーチンゲール法を使うメリットとデメリットをまとめました。
マーチンゲール法のメリット
メリット
- シンプルなルールで使いやすい
- 連敗しても1度勝てれば利益が出る
マーチンゲール法のメリットは、ルールがシンプルで使いやすいという点です。
負けた次のゲームから資金を2倍に上げていき、勝ったら元に戻すという簡単な手順なので、初心者の方でもすぐに実践できます。
ブラックジャックにはダブルダウンやスプリットなどの賭け金を追加するアクションがあり、またベーシックストラテジー通りにプレイすることが必要ですが、賭け金を複雑に変動させるシステムベットだとプレイに集中できない可能性があります。
マーチンゲール法はルールがシンプルなので、賭け金を間違うことはないでしょう。
また、連敗しても1度の勝利で利益が出る点がマーチンゲール法のメリットです。
ブラックジャックの勝率は約49.5%なので、その日の流れによっては負けが先行することもありますが、マーチンゲール法なら1勝で損失を回収して利益が出るので、精神的に落ち着いてプレイできるでしょう。
マーチンゲール法のデメリット
デメリット
- 成功しても大きな利益は発生しない
- 連敗すると賭け金が跳ね上がる
マーチンゲール法のデメリットは、成功しても大きな利益が発生しない点です。
連勝時に賭け金を上げていく必勝法なら、流れのいい時に大きく資金を増やすことができますが、マーチンゲール法は勝っても初回賭け金分の利益しか出ないのでこの点を不満に感じる方がいらっしゃるかもしれません。
また、連敗すると賭け金が急激に跳ね上がる点もマーチンゲール法のデメリットです。
「1回あたりの利益を大きくしたい」と初回賭け金を上げすぎると、連敗時に資金がパンクしたりテーブルリミットに到達する可能性があるので注意しなければいけません。
ブラックジャックでマーチンゲール法を使う際の注意点
ここまで、ブラックジャックでマーチンゲール法を使う手順や実践検証、メリット・デメリットなどを解説してきました。
それらを踏まえて実戦で使う際の注意点を解説します。
初回ベット額は小さく設定

ブラックジャックでマーチンゲール法を使う際には、初回ベット額は小さく設定しましょう。
マーチンゲール法は、連敗が続くと賭け金が急激に膨らみます。
下記は、マーチンゲール法で初回賭け金を1ドルに設定して10連敗した場合のシミュレーションです。
ゲーム数 | 賭け金 | 勝敗 | 累計損益 |
---|---|---|---|
1ゲーム目 | 1ドル | 負け | -1ドル |
2ゲーム目 | 2ドル | 負け | -3ドル |
3ゲーム目 | 4ドル | 負け | -7ドル |
4ゲーム目 | 8ドル | 負け | -15ドル |
5ゲーム目 | 16ドル | 負け | -31ドル |
6ゲーム目 | 32ドル | 負け | -63ドル |
7ゲーム目 | 64ドル | 負け | -127ドル |
8ゲーム目 | 128ドル | 負け | -255ドル |
9ゲーム目 | 256ドル | 負け | -511ドル |
10ゲーム目 | 512ドル | 負け | -1,023ドル |
7連敗すると累計損益が100ドルを超えますが、ブラックジャックの勝率は約49%なので7連敗することも十分に考えられます。
また、ブラックジャックはダブルダウンやスプリットなど賭け金を追加するアクションがあるので、連敗するとさらに賭け金や損失が大きくなることを考慮しなければいけません。
したがって、初回ベット額は小さく設定して少しずつ利益を積み重ねていく、という考え方が重要です。
ゲームの最大ベット額(テーブルリミット)を確認しておく

ブラックジャックでマーチンゲール法を使う場合には、テーブルの最大ベット額(テーブルリミット)を確認しておく習慣をつけましょう。
オンラインカジノのブラックジャックにはベット額の上限が設定されているので、資金が十分残っていても上限に達すると、その時点で負けが確定してしまいます。
上限に達するということは損失も大きくなっているので、取り戻すのは大変です。
最大ベット額は各テーブルに記載されているので、プレイ前に必ず確認するようにしましょう。
マーチンゲール法をアレンジしない

ブラックジャックでマーチンゲール法を使う際には、賭け金などをアレンジせずにルール通りに実践しましょう。
「賭け金が大きくなりすぎたから、2倍ではなく1.5倍にする」などルールを変更してしまったら、成功したのに損失を回収できず利益も残らなかったということがありえます。
マーチンゲール法は、1勝したら損失を回収し初回賭け金分の利益が出る、というコンセプトで作られておりルールをアレンジする必要はありません。
必ず決められたルール通りに賭け金を変動させましょう。
プレイ前に損切りラインを決めておく

ブラックジャックでマーチンゲール法を使う場合には、プレイ前に損切りラインを決めておくようにしましょう。
上で解説したように、マーチンゲール法は連敗が続くと賭け金が跳ね上がるため、リアルマネーで実践していると冷静さを失ってしまう可能性が考えられます。
「5連敗したら損切りする」「資金の30%以上を失ったら損切りする」など、資金管理に関するルールを決めて厳守するようにしましょう。
ただし、損切りラインの設定が深すぎると取り返すのに時間がかかるので、基本的には5連敗以内にすることをおすすめします。
また、勝っている時に欲張って資金を減らすことが多い人は、目標利益も決めておくといいでしょう。
まとめ
今回は、ブラックジャックでマーチンゲール法を使う手順やメリットとデメリット、注意点などを解説してきました。
マーチンゲール法は、連勝時の利益が少ない、連敗すると賭け金が跳ね上がるといったデメリットはありますが、1回の勝利で利益を出せる優れた必勝法です。
また、ブラックジャックは他のカジノゲームと異なり、勝率アップを期待できるベーシックストラテジーやカードカウンティングという必勝法があるため、マーチンゲール法と組み合わせながら副業レベルで稼いでいるプレイヤーも多数存在しています。
初回ベット額を小さくしたり、損切り額を設定するなど資金管理に注意しながら、ブラックジャックでマーチンゲール法を使って稼いでいきましょう。
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