ブラックジャック

ブラックジャック用語の総まとめ!覚えておきたい基本やアクションの用語集

ブラックジャック用語の総まとめ!覚えておきたい基本やアクションの用語集

オンラインカジノやランドカジノでブラックジャックをプレイしていると、他のゲームではあまり見ない用語が出てきます。

基本的な用語についてはプレイしていれば自然に覚えられますが、ブラックジャックを本格的に理解したり、必勝法や攻略法を習得する際には細かい用語についても理解しておくことが必要です。

そこで今回は、ブラックジャックをプレイする上で必要な用語を徹底的に解説します。

初心者の方もここにある用語を覚えておけば、ブラックジャックをプレイする上で困ることはありません。

1度にすべてを覚えるのは難しいので、ブックマークして定期的に見直すことをおすすめします。

もくじ

ブラックジャックの基本用語

まずブラックジャックの基本用語から解説していきます。

ブラックジャック(ナチュラルブラックジャック)

ブラックジャック(ナチュラルブラックジャック)とは、最初に配られた2枚のカードの合計値が「21」であることをいいます。

ナチュラルブラックジャックは、A(エース)と「10」または絵柄の組み合わせで達成され、この状態になると勝ちまたは引き分けが確定するため、ブラックジャックで最強のハンドです。

通常のブラックジャックではプレイヤーが勝利した場合の配当は2倍ですが、ナチュラルブラックジャックが成立した場合には2.5倍配当が払い戻されます。

プレイヤー

プレイヤーは、チップを払ってゲームに参加する人のことです。

たとえばあなたがブラックジャックをプレイする場合には、あなたがプレイヤーとなりディーラーと対戦します。

通常のライブブラックジャックでは、1つのテーブルに7人のプレイヤーが同時に参加できます。

ディーラー

ディーラーとは、カジノのテーブルでゲームの進行を担当する人のことです。

ディーラーは、カードの配布やシャッフル、シューの交換、チップの支払い処理などを行います。

オンラインカジノのライブブラックジャックでは、チップの支払いはシステムで自動的に行われ、カードのシャッフルは専用のスタッフが行うことが多いため、基本的にはゲームの進行のみを担当します。

ハンド(マルチハンド)

ハンドとはプレイヤーまたはディーラーの手札(カードの組み合わせ)のことです。

ブラックジャックでは最初にディーラとプレイヤーへ2枚ずつのカードが配られますが、このハンドは「オリジナルハンド」と呼ばれます。

またテーブルに空席がある場合には1人のプレイヤーが2つ以上のハンドを掛け持つことができますが、この状態のことをマルチハンドといいます。

マルチハンドでプレイすると賭け金が大きくなるのでリスクはありますが、カードカウンティングを使って有利な状況であると予測できる場合には、1つの反応でプレイするよりも大きく利益を伸ばすチャンスです。

オンラインカジノのソフト版ブラックジャックには、同時に複数のハンドをプレイできる「マルチハンド・ブラックジャック」というゲームもあります。

ファーストベース

ファーストベースとは、ディーラーと対面した際に一番右側(ディーラーから見ると左側)の席のことです。

ブラックジャックでは最初にファーストベースのプレイヤーへカードが配られ、その後のアクションもファーストベースから行います。

ファーストベースのプレイヤーは他のプレイヤーのハンドが見れないため、一般的には不利な席とされています。

サードベース

サードベースとは、ディーラーと対面した際に一番左側(ディーラーから見ると右側)の席のことです。

ブラックジャックでは一番最後にカードが配られ、その後のアクションも一番最後に行います。またサードベースのプレイヤーは、他のプレイヤーのカードを確認できるため、有利なポジションとされています。

たとえば、テーブルに7人のプレイヤーが参加しており、6人目までに「10」や絵柄がほとんど出ていないとします。

この場合、サードベースのプレイヤーが「10」や絵柄を引く可能性が高いと考えられるので、ダブルダウンやスプリットなどで積極的に勝負を仕掛けるプレイが有効になるのです。

以上のことから、ライブブラックジャックではできるだけ後ろの席へ着席することをおすすめします。

ベット

ベットとは、チップ(お金)を賭けることです。

オンラインカジノのブラックジャックは、最高ベット額と最低ベット額が設定されており、その範囲内でベットすることができます。

ベット額の上限と下限は各テーブルごとに異なるので、事前にチェックするようにしましょう。

ディール

ディールとは、プレイヤーとディーラーにカードが配られることを指します。

ブラックジャックでは、ゲームの開始時にディーラーが各プレイヤーと自分自身へカードを配りますが、この行為がディールです。

また、プレイヤーがヒットを選択するとディーラーが追加のカードを配りますが、この行為もディールと呼ばれます。

もっと大きな意味では「ディーラーがカードをディールする」というように、カードを配る一連の行為全体を指すこともあります。

ブラックジャックのカードに関する用語

次にブラックジャックのカードに関する用語を解説します。

エース(A)

エース(A)とは、トランプの「A」図柄のことを指します。ブラックジャックでは、Aは「1」と「11」の有利な方へカウントできるため最強のカードです。

ブラックジャックで最強のハンドは、最初に配られた2枚のカードの合計値が「21」になるブラックジャック(ナチュラルブラックジャック)ですが、成立するためには最強のカードである「A」が含まれていることが条件です。

最初に配られる2枚のカードに「A」が含まれているときはチャンスなので、積極的なプレイで勝利を目指しましょう。

またAが含まれているハンドをソフトハンド、Aが含まれていないハンドをハードハンドと呼びます。

スート(スーツ)

スート(スーツ)とは、トランプのマークの種類(スペード、クラブ、ダイヤ、ハート)のことです。

ブラックジャックではカードの強さは数字で決まるため、スートはゲームの勝敗に直接的な影響は与えません。

ただし、ブラックジャックの中には、同じスート・数字を予想するサイドベットへ賭けられるゲームもあります。

ピクチャー

ピクチャーとはトランプに絵が書かれているJ・Q・Kの3種類のカードのことで、これらのカードはピクチャーカード、絵札と呼ばれます。

ブラックジャックでは、J・Q・Kはすべて「10」とカウントします。

デック(デッキ)

デック

デック(デッキ)とは、ブラックジャックで使用するジョーカーを除いた52枚1組のトランプのことです。

一般的なブラックジャックでは6~8デックをシャッフルして1つのシューにまとめられており、カードの残りが少なくなると新しいシューに交換されます。

たとえば8デックが使用されている場合、同じ数字・絵柄(スペードのAなど)のカードはそれぞれ8枚ずつ入っていることになります。

アップカード

アップカードとは、ディーラーへ最初に配られた2枚のカードのうち表向きになっているカードのことです。

ブラックジャックではプレイヤーとディーラーへ2枚ずつのカードが配られますが、プレイヤーのカードが2枚とも表向きになっているのに対し、ディーラーは1枚が表向き(アップカード)、1枚が裏向きになっています。

ホールカード

ホールカードとはディーラーへ最初に配られる2枚のカードのうち、伏せたままのカードのことをいいます。

ブラックジャックでは、ディーラーのカードは1枚がホールカードなので、自分のハンドとディーラーのアップカードを比較して最適なアクションを選択します。

なお、ブラックジャックの中には、最初にアップカードのみが配られてホールカードが配られないヨーロピアンブラックジャックというゲームもあります。

ソフトハンド(ソフトカウント)

ソフトハンドとは、「A」を含む手札のことです。ブラックジャックでは、「A」は「1」としても「11」としてもカウントできるため、ソフトハンドは幅広い戦略が可能です。

上記ではAを「1」とカウントした場合は合計値が「4」、「11」とカウントした場合は合計値が「14」になるため、2通りの数値が表示されています。

ソフトハンドは次にどのカードを引いてもバーストする確率が0%なので、ディーラーのアップカードにもよりますが、基本的にはヒットやダブルダウンなどで積極的に勝負を仕掛けるプレイが推奨されると覚えておきましょう。

ただし、ソフト19(Aと8)やソフト20(Aと9)はそれより強いハンドになる確率が低いので、一般的にはスタンドすべきハンドです。

ハードハンド

ハードハンドとは、「A」を含まない手札のことです。ハードハンドは手札に「A」を含まないため、ヒットを選択すると合計値が21を超えてしまう(バースト)リスクがあります

ブラックジャックでは、ハードハンドをプレイすることがほとんどなので、安定して利益を出すためにはハードハンドでの最適なアクションを習得する必要があります。

ペア

ペアとは最初に配られた2枚のカードが同じ数字であることを指します。

上記では「4」が2枚配られているので、ペアの状況です。

ブラックジャックでは、ペアが配られた場合、初回賭け金と同額を追加することでハンドを2つに分けるスプリットというアクションを選択できます。

ブラックジャックのカードを格納する容器に関する用語

ここではブラックジャックのカードを収納する容器に関する用語を解説します。

シュー

シュー

シューとは複数のトランプのデックを収納し、ディーラーがカードを1枚ずつ取り出すための箱のことです。

元々靴(shoe)に似た形をしていたため、シューという名前がつけられています。

通常のブラックジャックでは6~8デックのカードが使用され、十分にシャッフルした状態でシューに格納されています。

また残っているカードの量をプレイヤーが確認できるように、透明なアクリル製の箱が使われることが一般的で、シュー内に残っているカードが少なくなると新しいシューに交換されます。

ディスカードホルダー

ディスカードホルダー

ディスカードホルダーとは、ゲーム中に使用済みとなったカードを保管するための容器のことです。

ブラックジャックでは、1度使用したカードはシューの交換まで再利用されないため、場に出たカードはディスカードホルダーへ収納されます。

ディスカードホルダーは透明なアクリルなどの素材でできていることが多いのですが、これは中にどれぐらいのカードが溜まっているかをプレイヤーが確認できるようにするためです。

ブラックジャックのアクションに関する用語

ここでは、ブラックジャックのアクションに関する用語を解説します。

ブラックジャックで勝つためには欠かせない用語なので、しっかりと理解しておきましょう。

スタンド

スタンドとはこれ以上カードを引かないことを宣言し、現状のハンドでディーラーと勝負するアクションのことで「ステイ」とも呼ばれます。

スタンドを選択するとそのプレイヤーのアクションは終了し、次のプレイヤーのアクションへ移ります。

そしてすべてのプレイヤーのアクションが終了すると、ディーラーはホールカードを表向きにし、ルールにしたがってアクションを行います。

ヒット

ブラックジャックのヒット

ヒットとは配られたハンドに対して新しくカードを追加するアクションのことです。

プレイヤーは、最初に配られた2枚のカードの合計点数が低い場合、ディーラーのアップカードが強い場合などにヒットを選択します。

ダブルダウン

ダブルダウンとは、ベット額と同額を追加して3枚目のカードを引いて勝負するアクションのことです。

最初に2枚のカードが配られた後のアクションでダブルダウンを選択すると、ベット額と同額が差し引かれ、追加のカードが1枚だけ配られます。

ダブルダウンを選択すると追加のカードは1枚しか配られないので、その後はハンドの合計値に関わらず必ずスタンドしなければいけません。

ダブルダウンに関しては、テーブルによって「どのハンドでもダブルダウンを選択できる」「9、10、11の場合のみダブルダウンできる」など違いがあるので、事前にルールを確認しておくようにしましょう。

スプリット

ブラックジャックのスプリット

スプリットとは最初に配られた2枚のカードが同じ点数だった場合に、初回賭け金と同額を追加することでハンドを2つに分けるアクションのことです。

スプリットを選択すると最初の賭け金と同額が差し引かれ、ハンドが2つに分けられます。そしてプレイヤーはそれぞれのハンドに対して、ヒットやスタンドなどのアクションを行うことができます。

スプリットするかどうかについては、自分のハンドとディーラーのアップカードによって最適な戦略が存在するので、勝率アップを目指す人は後ほど紹介するベーシックストラテジーをご参照ください。

サレンダー

サレンダー

サレンダーとは、最初に配られた2枚のカードをディーラーのアップカードと比較して勝率が低いと判断した場合に、ゲームを放棄することで賭け金の半分が戻ってくるオプションのことです。

ただし、ブラックジャックは元々還元率の高いゲームである上に、サレンダーはプレイヤーにとって有利なオプションであることから、オンラインカジノのブラックジャックではサレンダーを採用しているテーブルは少なくなっています。

サレンダーを使えるブラックジャックを見つけたら、お気に入り登録しておくといいでしょう。

イーブンマネー

イーブンマネー

イーブンマネーとは、プレイヤーにナチュラルブラックジャックが完成しており、ディーラーのアップカードが「A」である場合に選択できるオプションです。

ナチュラルブラックジャックの配当は2.5倍ですが、イーブンマネーを選択すると2倍の配当が確定します。

つまりディーラーにブラックジャックができていなかった場合の2.5倍配当を放棄し、確実な2倍配当を選択するアクションというわけです。

イーブンマネーを選択しなかった場合は通常通りにゲームが進行し、ディーラーにもブラックジャックが完成していたら配当は1倍(賭け金が払い戻される)、完成していなかったら2.5倍配当が払い戻されます。

しかしイーブンマネーの優位性は、長期的には期待値の低いアクションです。

その理由ですが、ディーラーが「A」を持っている時にブラックジャックになる確率は約3分の1弱なので、3分の2以上の確率でブラックジャック以外のハンドになり、その場合にプレイヤーは2.5倍配当を獲得できます。

したがって、カードカウンティングなどを使って「ディーラーのホールカードが10の可能性が高い」という場面以外では、基本的にはおすすめしません。

インシュランス(インシュアランス)

インシュランスとは「保険(Insurance)」という意味で、ブラックジャックにおいてはディーラーのアップカードが「A」の時に選択できるオプションです。

インシュランスを選択すると、賭け金の半分が追加で差し引かれます。そしてディーラーにブラックジャックが完成していた場合には、インシュランスで賭けた金額の3倍が払い戻されます。

たとえば、初回賭け金が10ドルでインシュランスとして5ドルを追加した場合、合計賭け金は15ドル。

インシュランスが成功すると5ドルの3倍配当である15ドルが払い戻されるので、損益は±0になります。

ディーラーにブラックジャックが完成していなかった場合、インシュランスとして追加した5ドルは没収され、残りの10ドルを使ってゲームが進行します。

インシュランスは、ディーラーにナチュラルブラックジャックができていた場合の保険という意味合いですが、成功しても利益は出ずに損益は±0、失敗すると賭け金が没収されるため、基本的には期待値の低いアクションであることを覚えておきましょう。

ブラックジャックで最も期待値の高いアクションを示すベーシックストラテジーでも、インシュランスが推奨されるカードの組み合わせは存在しません。

ブラックジャックのゲームルールに関する用語

ここでは、ブラックジャックのゲームルールに関する用語を解説します。

プッシュ

プッシュとはプレイヤーとディーラーのハンドが同じ点数、つまり引き分けのことです。

プッシュになった場合は、プレイヤーに賭け金が払い戻されます。

バースト

バーストとは、プレイヤーまたはディーラーのハンドの合計値が「22」以上になってしまうことです。

ブラックジャックでは、プレイヤーから先にアクションを選択するため、プレイヤーがバーストするとその時点で負けが確定し、その後でディーラーがバーストしてもプレイヤーの負けとなります。

ミニマムベット

ミニマムベットとは、そのテーブルで1回のゲームに賭けることができる最低金額のことです。

オンラインカジノのブラックジャックでは、上記のようにミニマムベット額が表示されており、この場合は1ドル以上をベットしなければいけません。

一般的にはビデオブラックジャックはミニマムベットが低く、ライブブラックジャックはミニマムベットが5ドルなど高めに設定されています。

ただし、後ほど紹介するインフィニティブラックジャックなど、1組のカードを全員が共有する参加人数が無制限タイプのライブブラックジャックはミニマムベットが1ドルと低めに設定されているので、低資金で遊びたい人におすすめです。

マックスベット

マックスベットとは、ミニマムベットの逆で1回のゲームに賭けることができる最高金額のことです。

オンラインカジノのブラックジャックでは、マックスベット以上の金額を賭けることはできません。

ベット額の上限についてはゲームの種類やテーブルによって異なるので、軍資金を多めに用意できる人やハイローラーの方は、マックスベットが高く設定されているテーブルを選ぶといいでしょう。

またライブブラックジャックでは、1回で10,000ドル以上のベットが可能なVIPテーブルも用意されており、さらに独占環境でディーラーと1対1の勝負ができる「サロンプリヴェ」というテーブルもあります。

ソフト17

ソフト17とは、「A」を含んで合計値が「17」になるハンドのことです。

「A」を含むハンドはソフトハンドと呼びますが、合計値が17の場合にはソフト17ともいいます。

たとえば、以下のハンドはすべてソフト17です。

A(11とカウント)、6

A(11とカウント)、2、4

A(1とカウント)、A(11とカウント)、5

Aは1と11のどちらにもカウントできるため、ソフト17は次にバーストすることがありません。

したがって、ディーラーのアップカードによってはダブルダウンなどの積極的なプレイが推奨されます。

ハード17

ハード17とは、「A」を含まずに合計値が「17」になるハンドのことです。

ハード17は、次に「5」以上のカードを引くとバーストしてしまうため、基本的にはスタンドが推奨されます。

ブラックジャックでは、ディーラーは「17」以下はヒット、「17」以上はスタンドというルールが一般的なので、ハード17の場合はディーラーが「17」での引き分け、またはバーストを期待する形になります。

このように、同じ「17」でもソフトハンドとハードハンドでは期待値が大きく異なるのです。

ブラックジャックのテーブルの文言に関する用語

ここでは、ブラックジャックのテーブルに表示されている文言に関する用語を解説します。

BLACKJACK PAYS 3 TO 2

BLACKJACK PAYS 3 TO 2とは、「プレイヤーにナチュラルブラックジャックが成立した場合に2.5倍配当が払い戻される」という意味です。

「3 TO 2」は、賭けた金額2に対して、利益が3の割合で支払われるという意味になります。

たとえば、10ドルを賭けてナチュラルブラックジャックが成立すると、10ドルの賭け金 + 15ドルの利益 = 25ドルが払い戻されます。

オンラインカジノでは、ナチュラルブラックジャックの配当は2.5倍がほとんどですが、ブラックジャックでも配当が2倍のシングルデッキブラックジャックというゲームもあるので事前に確認しておきましょう。

INSURANCE PAYS 2 TO 1

INSURANCE PAYS 2 TO 1とは、「インシュランスが成功した場合、インシュランスに対して2倍の配当金が支払われる」という意味です。

たとえば10ドルを賭けて、ディーラーのアップカードが「A」だったので、インシュランスで5ドルを賭けたとします。

この場合インシュランスが成功すると5ドルに対して2倍の10ドルが支払われるので、払い戻し金は5ドルの賭け金 + 10ドルの利益 = 15ドルです。

ブラックジャックの戦略に関する用語

ここでは、ブラックジャックの戦略に関する用語を解説します。

ブラックジャックは数あるカジノゲームの中で最も勝ちやすいギャンブルといわれていますが、ブラックジャックで勝つためにはここで紹介する2つの戦略をマスターすることが不可欠です。

ベーシックストラテジー

ベーシックストラテジー

ベーシックストラテジーとは、プレイヤーのハンドとディーラーのアップカードの組み合わせに対して最も期待値の高いアクションを教えてくれる強力な戦略です。

ベーシックストラテジーは、プレイヤーのハンドによって以下の3種類のチャートがあります。

ハードハンドチャート(Aが含まれていないハンド)

ソフトハンドチャート(Aが含まれているハンド)

スプリットチャート(2枚のカードが同じ点数)

ベーシックストラテジーは、多くの数学者や研究者たちによって分析・検証されており、その有効性については統計的にも証明されています。

短期的には上振れや下振れが発生するものの、長期間プレイした場合にはベーシックストラテジーに沿ってプレイすることで、損失を最小限に抑え、利益を最大化することができます。

ブラックジャックはカジノゲームの中で最も還元率が高く勝ちやすいゲームですが、高い還元率を実現させるためにはベーシックストラテジーの利用が必須です。

ブラックジャックは、ベーシックストラテジーを使用した場合の勝率は約49.5%ですが、使用しなかった場合の勝率は約43%と、大きな差が生じます。

当サイトでは、ブラックジャックのベーシックストラテジーについて、全くの初心者でも順を追って理解できるようにどこよりも分かりやすく解説していますので、ブラックジャックで稼ぎたい人はぜひご一読ください。

カウンティング

カードカウンティングで有利な状況で勝負

カウンティングとは、場に出たカードをカウントすることでシュー内のカードを予想する戦略です。

カードカウンティングは、かつて「ラスベガスをぶっつぶせ」という映画の題材にも使われたほどの強力な必勝法で、ベーシックストラテジーとともに活用するとブラックジャックで副業・投資レベルに稼ぐことも不可能ではありません。

カウンティングを行うと、現在はプレイヤーに有利な状況か不利な状況かを把握することができます。

有利な状況と予測できる場合には、賭け金を大きくする、マルチハンドで複数ハンドをプレイする、ダブルダウンやスプリットで積極的に勝負を仕掛けるなど、攻撃的なプレイを選択することで利益の最大化を狙えます。

逆に不利な状況と予測できる場合には、賭け金を小さくする、ダブルダウンやスプリットが推奨する場面でも使わない、など慎重にプレイして損失を抑えることが大切です。

当サイトでは、カウンティングについても分かりやすく解説しているので、ベーシックストラテジーと合わせてご一読ください。

ブラックジャックのサイドベットに関する用語

ここではブラックジャックのサイドベットに関する用語を解説します。

ブラックジャックには、メインベット以外に高配当を狙えるサイドベットがあります。

パーフェクトペア / 3種

まずパーフェクトペアの3種類から解説します。

パーフェクトペア

パーフェクトペア

パーフェクトペアは、プレイヤーの最初のハンドが「同じ数字かつ同じスート(絵柄)」で成立します。

上記では、2枚とも「スペードの3」なのでパーフェクトペアが成立しています。

パーフェクトペアの中で最も成立条件が厳しいため、26倍の高配当となっています。

カラーペア

カラーペア

カラーペアは、プレイヤーの最初のハンドが「同じ数字かつ同じ色の絵柄」で成立します。

上記は「ハートとダイヤのQ」なのでカラーペアが成立しています。また同じ数字で同じ色の絵柄が条件なので、「スペードとクラブのQ」などもカラーベアです。

カラーペアが成立した場合の配当は13倍になります。

ミックスペア

ミックスペア

ミックスペアは、プレイヤーの最初のハンドが「同じ数字かつ異なる色」で成立します。

上記は「スペードとハートの2」で条件を満たしているので、ミックスペアが成立しています。

ミックスペアは、絵柄と色が異なっても数字が同じなら成立するので、配当はペアの中で最も低い7倍となっています。

21+3 / 5種

ブラックジャックの「21+3」とは、プレイヤーへ最初に配られる2枚のカードとディーラーのアップカードを合わせた3枚で、スリーカードポーカーの役が成立すると配当を獲得できるサイトベットです。

「21+3」は5種類あるので、順番に解説していきます。

スーテッドトリップス

スーテッドトリップス

スーテッドトリップスは、プレイヤーの最初のハンドとディーラーのアップカードが同じ数字かつ同じ絵柄で成立する21+3の最高役です。

上記では3枚のカードがすべて「ダイヤの9」なのでスーテッドトリップスが成立しています。

ブラックジャックはA~Kまで3枚のカードを使用するので、任意の1枚の出現確率は約7.69%です。

さらに同じ数字・絵柄のカードが同時に出現する確率は7.69% X 7.69% X 7.69% = 0.045%で、めったに出現しないレアな役であることが分かります。

その分配当が高く、21+3の中で最高配当の101倍となっています。

ストレートフラッシュ

ストレートフラッシュ

ストレートフラッシュは、プレイヤーの最初のハンドとディーラーのアップカードが同じ絵柄で連続する数字で成立する役です。

上記では「スペードの6~9」が連続しているので、ストレートフラッシュが成立しています。

フラッシュの条件とストレートの条件を両方満たしている必要があるため、成立条件が厳しいのですが41倍と高配当になっています。

スリーカード

スリーカード

スリーカードは、プレイヤーの最初のハンドとディーラーのアップカードが同じ数字で成立する役です。

上記は「9」が3枚揃っているのでスリーカードが成立しています。

スリーカードの配当は31倍です。

ストレート

ストレート

ストレートは、プレイヤーの最初のハンドとディーラーのアップカードが連続する数字で成立する役です。

上記では「4~6」と数字が続いているのでストレートが成立しています。

ストレートの配当は11倍です。

フラッシュ

フラッシュ

フラッシュは、プレイヤーの最初のハンドとディーラーのアップカードが同じ絵柄かつ異なる数字で成立します。

上記では、3枚のカードすべての絵柄が「クラブ」なのでフラッシュが成立しています。

フラッシュの配当は6倍です。

Hot 3 / 5種

Hot 3は、プレイヤーへ最初に配られる2枚のカードとディーラーのアップカードの合計点数が「19~21」になった場合に成立する役です。

Hot 3は5種類あるので順番に解説します。

7-7-7

7-7-7

7-7-7は、プレイヤーの最初のハンドとディーラーのアップカードがすべて「7」で成立するHot 3の最高役です。

上記は、3枚とも「7」なので7-7-7が成立しています。

7-7-7の配当は101倍です。

スーテッド21

スーテッド21

スーテッド21は、プレイヤーの最初のハンドとディーラーのアップカードが同じスート(絵柄)かつ合計点数が21で成立する役です。

上記は、3枚とも絵柄がハートで合計点数がK(10)+ 4 + 7 = 21なので、スーテッド21が成立しています。

スーテッド21の配当は21倍です。

アンスーテッド21

アンスーテッド21

アンスーテッド21はプレイヤーの最初のハンドとディーラーのアップカードが異なる絵柄かつ合計点数が21で成立する役です。

上記は、3枚の絵柄がバラバラで合計点数が7 + 4 + 10 = 21なので、アンスーテッド21が成立しています。

アンスーテッド21の配当は5倍です。

ハンドの合計値20

ハンドの合計値20

ハンドの合計値20は、プレイヤーの最初のハンドとディーラーのアップカードの合計点数が20で成立する役です。

上記は、3枚の合計点数が4 + 7 + 9 = 20なので、「ハンドの合計値20」が成立しています。

絵柄に関しては、同じ絵柄でも異なる絵柄でも配当は同じで3倍です。

ハンドの合計値19

ハンドの合計値19

ハンドの合計値19は、プレイヤーの最初のハンドとディーラーのアップカードの合計点数が19で成立する役です。

上記は、3枚の合計点数が6 + 10 + 3 =19なので、「ハンドの合計値19」が成立しています。

絵柄に関しては、同じ絵柄でも異なる絵柄でも配当は同じで2倍です。

バストイット(バーストイット)

バストイット

バストイット(バーストイット)は、ディーラーのハンドがバースト(合計点数が22以上になる)することを予想するサイドベットです。

バストイットの配当は、ディーラーがバーストした時の枚数によって以下のように異なります。

▼バスト時のディーラーのカード枚数と配当

バスト時のディーラーのカード枚数配当
3枚2倍
4枚3倍
5枚10倍
6枚51倍
7枚101倍
8枚以上251倍

最も低い配当はディーラーが3枚でバーストした場合の2倍、最高配当は8枚以上でバーストした場合の251倍です。

ちなみに、ディーラーが8枚以上でバーストする確率は約0.0026% (約100000分の2.6) なので、めったに見ることはありません。

4~6枚程度のバーストは比較的目にする機会が多いので、バストイットに賭けた時はディーラーができるだけ多い枚数でバーストすることを願いましょう。

ブラックジャックの特殊ルールに関する用語

用語内容
ファイブカード5枚のカードで合計値21にすること
シックスカード6枚のカードで合計値21にすること
セブンカード7枚のカードで合計値21にすること
アンダーシックス6枚のカードで合計値21以下にすること
アンダーセブン7枚のカードで合計値21以下にすること

ブラックジャックでは、カジノやゲームの種類によって、通常のルールに加えて特殊ルールやボーナスを採用している場合があります。

代表的な用語を以下にまとめました。

ファイブカード・シックスカード・セブンカードは、それぞれ決められた枚数で合計値が「21」になった場合に成立する特殊ルールで、カジノによってはボーナスを付与してくれることがあります。

アンダーシックスは「シックスカードチャーリー」、アンダー7は「セブンカードチャーリー」と呼ばれることもあり、6~7枚のカードを引いても合計値が21を超えないレアなケースで、カジノによっては勝利が確定したり、特別なボーナスを付与してくれることがあります。

ブラックジャックのライブゲームの種類に関する用語

ライブブラックジャック

オンラインカジノのブラックジャックでは、リアルタイムでプロのディーラーと直接勝負できるライブブラックジャックが人気です。

ここでは、ブラックジャックのライブゲームの種類に関する用語を解説します。

シグネチャーブラックジャック(Signature Blackjack)

シグネチャーブラックジャック

シグネチャーブラックジャックは、ランドカジノのブラックジャックを忠実に再現したノーマルなライブブラックジャックで、1つのテーブルに最大7人まで同時に参加できます。

ランドカジノのブラックジャックとゲーム進行がほぼ同じなので、海外のカジノでプレイする予定のある人はこちらのシグネチャーブラックジャックで練習するといいでしょう。

また、テーブルに空きがある時は、1人で複数のハンドをプレイするマルチハンドも可能です。

インフィニットブラックジャック(Infinite Blackjack)

インフィニットブラックジャック

インフィニットブラックジャックのインフィニット(Infinite)は「無限の」という意味で、その名の通り席数無制限でいつでも好きな時にプレイできるライブブラックジャックです。

通常のライブブラックジャックは席数に限りがあるため、平日の夜や週末などの混み合う時間帯は、自分が希望するレートのテーブルが満席で座れない、といったことがよく起きます。

インフィニットブラックジャックは1組のカードを参加者全員が共有してプレイするため、混み合う時間帯でも待ち時間なしでプレイできるのです。

ただし、参加者すべてのハンドが確定するまで待たなければいけないため、参加人数が多いとゲームの進行に時間がかかる点がデメリットです。

また、インフィニットブラックジャックはミニマムベット(最低ベット額)が1ドル程度から参加できるので、初心者の方や少額の資金で気軽にプレイしたい人にもおすすめです。

スピードブラックジャック(Speed Blackjack)

スピードブラックジャック

スピードブラックジャックは、通常のブラックジャックよりもサクサクとスピーディーにゲームが進行する点が特徴です。

一般的なブラックジャックは右側のプレイヤーから順番にアクションを選択していきますが、スピードブラックジャックではアクションを選択したプレイヤーから順番にゲームが進行します。

そのため、他のプレイヤーのアクションを待つ時間が大幅に短縮されて、スピード感のあるゲームを楽しめるのです。

「ライブブラックジャックは、ゲームの進行が遅くてイライラする」という理由でビデオブラックジャックをメインに遊んでいる人も、スピードブラックジャックならストレスを感じずにプレイできます。

またオンラインカジノによっては、日本人ディーラーがゲームを進行するスピードブラックジャックも用意されているので、英語が苦手な方におすすめです。

フリーベットブラックジャック(Free Bet Blackjack)

フリーベットブラックジャック

フリーベットブラックジャックは、1つのハンドを参加プレイヤー全員で共有するタイプのライブブラックジャックで、リアルカジノにはない特殊ルールを採用している点が特徴です。

通常のブラックジャックでは、ダブルダウンやスプリットを選択するためには初回賭け金と同額を追加で支払う必要がありますが、フリーベットブラックジャックは追加チップなしでダブルダウンとスプリットを選択できます。

ただし、追加チップなしでダブルダウンできるのはハードハンドの「9」「10」「11」のみで、ソフトハンド(Aを含むハンド)には適用されません。

また通常のブラックジャックではディーラーの合計値が「22」はバストですが、フリーベットブラックジャックではプッシュ(引き分け)になります。

多少のデメリットはあるものの、追加チップなしでダブルダウンとスプリットを選択できるメリットは大きく、流れがいい時には短時間で大きく資金を増やすことが可能です。

パワーブラックジャック(Power Blackjack)

パワーブラックジャック

パワーブラックジャックは、ダブルダウン以外に賭け金を3倍にできるトリプルダウン、4倍にできるクアドラプルダウンを加えたギャンブル性の高いライブブラックジャックです。

「9」と「10」のカードが除外されているため、ダブルダウン時の勝率はやや下がりますが、高配当を狙えるのでカードカウンティングで勝率が高いと予想できる時に勝負を仕掛けると、通常のブラックジャックよりも高配当を狙えます。

また、パワーブラックジャックは1組のカードを参加者全員が共有する席数無制限タイプなので、待ち時間なしでいつでも好きな時にプレイできます。

ブラックジャックのビデオゲームの種類に関する用語

ビデオブラックジャック

オンラインカジノのブラックジャックには、自分の好きなタイミングでコンピュータと対戦できるビデオブラックジャックが用意されています。

ここでは、ブラックジャックのビデオゲームの種類に関する用語を解説します。

ファーストパーソンブラックジャック(First Person Blackjack)

ファーストパーソンブラックジャック

ファーストパーソンブラックジャックは、ライブゲーム業界最大手のプロバイダであるEvolution Gamingからリリースされているビデオブラックジャックです。

ディーラーが存在せず自分のペースでゲームを進行できるので、ライブブラックジャックのように他のプレイヤーのアクションを待つ必要がなく、外出先からのスキマ時間などを使って短時間で効率よく稼ぎたい人におすすめです。

逆に、初心者の方でベーシックストラテジーの練習をしたい人は、こちらでゆっくりとプレイするのもいいでしょう。

ファーストパーソンブラックジャックは3Dグラフィックの精度が高く、視覚的にも楽しめ、本物のカジノでプレイしているような気分を味わえます。

ヨーロピアンブラックジャック(European Blackjack)

ヨーロピアンブラックジャック

ヨーロピアンブラックジャックは、基本的なルールは通常のブラックジャックと同じですが、ディーラーへ最初にアップカード1枚のみが配られ、ホールカード(伏せカード)がない点が特徴です。

プレイヤーがアクションを終えた後に、ディーラーが2枚目のカードを引きゲームが進行します。

また、アメリカンブラックジャックでは、ディーラーのアップカードが「A」または「10」の場合にナチュラルブラックジャックが完成しているかをすぐに確認しますが、ヨーロピアンブラックジャックはプレイヤー全員のアクションが終了した後に確認します。

その他には、スプリット後にダブルダウンを選択できないことが多いため、還元率はアメリカンルーレットよりもやや低めです。

ブラックジャッククラシック(Blackjack Classic)

ブラックジャッククラシックは、最もオーソドックスなタイプのビデオブラックジャックです。

スプリット後にダブルダウンが可能なタイプが多く、スプリットで分けた2組のカードの両方でダブルダウンを選択して勝利した場合には、初回賭け金の4倍を獲得できます。

また、ディーラーのアップカードが「A」、「10」だった場合にはブラックジャックが成立しているかをすぐに確認するため、プレイヤー側に有利なルールといえます。

たとえば、ヨーロピアンルーレットとブラックジャッククラシックで、ディーラーのアップカードが「10」、プレイヤーのハンドが「11」のハードハンドだった場合を比較してみましょう。

ブラックジャッククラシックではブラックジャックが成立しているかをすぐに確認するので、成立していなかった場合、ベーシックストラテジーではダブルダウンが最も期待値の高いアクションです。

一方ヨーロピアンブラックジャックでは、プレイヤーのハンドが確定してからもう1枚のカードが配られるため、ダブルダウンで「21」になったとしても、ディーラーの2枚目が「A」なら負けてしまいます。

このように基本的には、ヨーロピアンブラックジャックよりもブラックジャッククラシックの方が還元率が高い、ということを覚えておきましょう。

まとめ

今回はブラックジャックで使われる様々な用語を徹底的に解説してきました。

この記事にある用語を覚えておけば、ランドカジノやオンラインカジノを問わずブラックジャックをプレイする上で困ることはありません。

初心者の方にとってはすべてを1度に覚えるのは大変かと思います。そのため必要な時に読み返せるようブックマークしておくことをおすすめします。

ブラックジャックは、カジノゲームの中で最も勝ちやすく、プレイヤーのスキルによって勝率・還元率を大きくアップさせることが可能です。

ブラックジャックの用語や戦略をマスターして、楽しみながら稼いでいきましょう。

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