バカラはプレイヤーとバンカーのどちらが勝つかを予想するシンプルなゲームなので、自分の感覚や運任せでプレイしている人が多いのではないでしょうか。
実はバカラには、ゲームの流れを読んだり資金管理を工夫することで、長期的に利益を出せる戦略が存在します。
この記事では、バカラの勝率を上げるための基本的な考え方や、実戦で使える3つの勝ち方を初心者にも分かりやすく解説しているので、バカラで稼ぎたい人はぜひ参考にしてください。
もくじ
バカラで勝つ方法は大きく3種類

バカラで勝つための方法は、大きく分けると以下の3つのアプローチがあります。
・確率 ・還元率から見る ・統計から予測 ・必勝法、攻略法を使用 |
1つ目の「確率・還元率から見る」とは、プレイヤーとバンカーのどちらに賭けるべきかを理論的な勝率やハウスエッジ(控除率)から判断する方法です。
2つ目の「統計から予測」とは、過去の勝敗履歴を記した罫線を使い、ゲームの流れを把握しながら次にどちらが勝ちやすいかを予測する方法です。
3つ目の「必勝法、攻略法を使用」とは、勝敗によって賭け金を変動させながら利益を確保し、損失を抑える方法です。
この3つを組み合わせることで、バカラを運任せのギャンブルではなく投資レベルに引き上げることが可能になります。
バカラの確率・還元率から見る勝ち方

バカラはカジノゲームの中でもトップクラスに還元率(ペイアウト率)が高く勝ちやすいゲームといわれていますが、賭け方によって勝率が変わってきます。
まずは、「プレイヤー」「バンカー」「タイ(引き分け)」という3つの賭け方ごとの勝率や還元率について見ていきましょう。
バンカーは勝率が高いが配当が低い
賭け方 | 勝敗確率 | 配当 |
プレイヤーの勝ち | 44.62% | 2倍 |
バンカーの勝ち | 45.86% | 1.95倍 |
タイ | 9.52% | 9倍 |
バカラのメインベットは「プレイヤー」「バンカー」「タイ」の3種類ですが、最も勝率が高いのはバンカーです。
上記から分かるように、バンカーの勝率が45.86%に対しプレイヤーの勝率は44.62%で、約1.24%の差が生じています。
これは、3枚目のカードが配られる条件がバンカーにやや有利にできていることが理由です。
ただし、バンカーの勝利にベットして的中した場合には5%の手数料(コミッション)を取られるため、配当が1.95倍となっています。
そのため還元率はバンカーが若干上回っているものの誤差の範囲といえるレベルなので、実戦においてはどちらに賭けても理論上の損益はほぼ同じです。
タイは還元率が低く控除率が高い
賭け方 | 還元率 | 控除率 |
プレイヤー | 98.76% | -1.24% |
バンカー | 98.947% | -1.053% |
タイ | 85.68% | -14.32% |
バカラではプレイヤーとバンカーはほぼ同じ還元率ですが、タイ(引き分け)は還元率が低く控除率が高くなっています。
タイに賭けて的中した場合の配当は9倍ですが、的中確率は約9.52%しかありません。
つまり、10回に賭けて1回も当たらない確率であるにも関わらず、配当が9倍なので割に合わない設定になっているのです。
還元率も85.68%となっており、プレイヤー・バンカーよりも極端に低く、カジノの取り分である控除率は非常に高い水準です。
高配当が魅力的に見えるタイへの賭けは、長期的に見ると圧倒的に不利な賭け方であることを切っておきましょう。
バカラの統計から予測する勝ち方

バカラは出目の履歴からゲームの流れをつかむことで、次の展開をある程度予測することが可能なゲームです。
バカラで長期的に利益を出しているプレイヤーは、ほぼ例外なく統計を勝敗予測に利用しています。
ここでは、バカラの統計を使って勝率をアップさせる方法を見ていきましょう。
罫線を活用して波を読む

バカラの罫線とは、過去の勝敗履歴を表示するための出目表のことをいいます。
代表的な罫線は、以下の4種類です。
最もシンプルな罫線は、プレイヤーとバンカーの勝敗をそのまま記した大路(ダイロ)で、その他の3つは大路の動きを元にして「1~3列前と同じ動きをしているか、異なる動きをしているか」を示しています。
バカラはプレイヤーとバンカーのどちらに賭けても勝率は約50%ですが、不思議なことに一定のリズムでゲームが進行することが少なくありません。
罫線を見ることで勝敗の流れやパターンを読み取ることができれば、運任せで賭けるよりも勝率をアップさせることが可能です。
ツラを追って勝敗の偏りを読む

バカラにおける「ツラを追う」とは、勝敗が連続している状態に注目し、その流れに乗る賭け方を指します。
上記はプレイヤーが過去に4連勝を2回記録しており、現在は3連勝した場面です。
この罫線からは、プレイヤーに価値が偏っていることが分かり「今回も勝って4連勝するのでは」と予測でき、実際にプレイヤーが勝って4連勝しました。
このように明確な偏りが見られる局面では、流れに逆らわずツラを追った方が勝率が安定する可能性があります。
ただし、連勝がどこで止まるかは誰にも分からないので、ツラを追う場合でも大金を賭けるのは避けるべきです。
また、「5連勝したら利確する」など事前にやめどきも決めておきましょう。
テレコ・ニコイチで勝敗の偏りを読む


「テレコ」とは、プレイヤーとバンカーの勝敗が交互に入れ替わるパターンを指し、「ニコイチ」はそれぞれ2回ずつ交互に勝つ傾向を指します。
たとえば「プレイヤー→バンカー→プレイヤー→バンカー」と交互に続くのがテレコ、「プレイヤー x 2→バンカー、プレイヤー x 2」と続くのがニコイチです。
ツラと同様に、テレコやニコイチも同じリズムでゲームが進行することがあるので、発見した場合は流れに乗って賭けることで的中率が上がる可能性があります。
また、「大路では一定のパターンが見られないが、甲由路はニコイチで進んでいる」ということも多いので、大路以外の罫線の見方も習得しておきましょう。
ただし、罫線は過去の勝敗履歴を記したものであって、未来の結果を保証するものではないので、罫線の流れを過信しすぎてはいけません。
大数の法則を理解する

バカラで長期的に利益を出すためには「大数の法則」を理解しておく必要があります。
大数の法則とは、ある事象を繰り返すことで最終的には理論上の確率に近づいていく、という統計学の原則です。
たとえば、バカラではプレイヤーとバンカーの勝率はほぼ同じですが、短期的にはどちらかに大きく偏ることがあります。
しかし、数千回、数万回と試行回数を重ねていけば、最終的には理論上の勝率に収束していくというのが大数の法則の特徴です。
リアルマネーでのプレイに当てはめてみると、短期的には大きな利益が出たり、逆に考えられないような連敗に見舞われても一喜一憂することなく、長期的な視点で淡々とプレイを続けることが重要です。
バカラの必勝法・攻略法を使った勝ち方

バカラは「カジノの王様」と呼ばれるほど人気の高いゲームなので、これまでに世界中の数学者やプロギャンブラーたちが様々な必勝法や攻略法を考案してきました。
それらの手法を活用することで、資金管理や賭け方のルールを定めることができ、感情に左右されず冷静にプレイを続けることが可能になるのです。
ここでは、バカラで長期的に利益を上げ続けるために有効な必勝法や攻略法を紹介します。
カードカウンティング

カードカウンティングとは、すでに使用されたカードを記録することで、どのようなカードが多く残っているかを予測し、勝敗予測の精度を上げる攻略法です。
バカラでは、1度使ったカードはシューの交換まで使用されないため、残っているカードに偏りが発生した場合にはランダムに予想するよりも勝率を上げられる可能性があります。
カードカウンティングはブラックジャックで有名なテクニックですが、バカラでも勝率アップを期待できます。
たとえば、絵札や[10]が多く出ていた場合には「ナチュラル8、9」の確率が下がるため、プレイヤーとバンカーのどちらが有利かの判断材料になります。
ただし、バカラのカウンティングはブラックジャックほどの効果は見込めないので、どちらかといえば上級者向けの手法です。
モンテカルロ法

モンテカルロ法は、カジノで有名なモナコ公国のモンテカルロ地区に実在したホテルを潰した、という伝説を持つ有名な必勝法です。
モンテカルロ法の手順
- 数列を用意する(例:1 2 3 など)
- 列の両端を足した金額を賭ける(数列が1 2 3なら、1 + 3 = 4)
- 勝敗によって数列を操作する
勝った場合は両端の数字を削除:1 2 3 → 2
負けた場合は右端に賭け金を追加:1 2 3 → 1 2 3 4 - 同じ手順を繰り返し、数列がすべて消えるとセット完了で最初に戻る
モンテカルロ法では、数列がすべて消えると必ず利益が出ます。
最初の数列は自由に設定できますが、数列を長くしすぎると負けが先行した時に賭け金が大きくなるので、基本的には5つ程度にして確実にセットを完了させることを優先させましょう。
また、数列を頭の中で計算すると賭け金を間違う可能性があるので、メモ帳を用意して実践してください。
パーレー法(逆マーチンゲール法)

パーレー法は勝利時に獲得した利益を手元に残さず、倍々で増やしていく攻撃的な必勝法です。
パーレー法の手順
- 数列を用意する(例:1 2 3 など)
- 列の両端を足した金額を賭ける(数列が1 2 3なら、1 + 3 = 4)
- 勝敗によって数列を操作する
勝った場合は両端の数字を削除:1 2 3 → 2
負けた場合は右端に賭け金を追加:1 2 3 → 1 2 3 4 - 同じ手順を繰り返し、数列がすべて消えるとセット完了で最初に戻る
パーレー法は勝った次のゲームで賭け金を2倍に増やしていくので、罫線を使ってツラ追いやニコイチ、テレコの波に乗ることができれば一気に資金を増やすことが可能です。
ただし、1回でも負けるとこれまでの利益を失い、初回賭け金分の損失が残ります。
バカラで使用する際には、「5連勝で利確する」など事前にやめどきを決めておくようにしましょう。
マーチンゲール法

マーチンゲール法は、負けたら賭け金を倍にしていくことから倍賭け法とも呼ばれる必勝法です。
マーチンゲール法の手順
- 初回ベット額を決める(例:1ドル、100円など)
- 1ゲーム目は初回ベット額を賭ける
- 勝敗によって賭け金を変動する
勝った場合は、負けるまで初回ベット額を賭け続ける
負けた場合は、勝つまで賭け金を倍にする(100円→200円→400円→800円→1,600円など、、、) - 勝ったら賭け金をリセットし最初に戻る
マーチンゲール法は何連敗しても1回の勝利で必ず損失を回収でき、初回賭け金分の利益が出るため勝率50%未満でも利益を残せるベッティングシステムです。
そのため、「カジノで最も有名な必勝法」と言っても過言ではないほど多くのプレイヤーが使用しています。
ただし、連敗すると賭け金が急激に膨らむ点と、賭け金が大きくなっても勝った時の利益が1単位(初回賭け金分)しか出ないので、ハイリスクローリターンな手法です。
バカラで使用する場合には、「6連敗したら損切りする」など損切りラインを決めておくようにしましょう。
また、上で紹介したパーレー法と組み合わせた手法も効果的で、うまく活用すれば互いのメリットを生かしデメリットを補うことができます。
ウィナーズ法

ウィナーズ法は、バカラだけでなくFXやバイナリーオプション、競馬などにも使われている必勝法です。
ウィナーズ法の手順
- 初回のベット額を決める
- 2連敗するまで初回ベット額を賭け続ける
- 2連敗したら賭け金を数列にしてウィナーズ法を開始する
【例】「1 1」 ※1ゲーム目、2ゲーム目で賭けた金額を書く - 数列の左端の数字を2倍にした金額を賭ける
【例】「1 1 」の場合は、1 X 2倍 = 2ドル - 勝敗によって数列を追加・削除する
・負けた場合:数列の右端に前回賭けた金額を追加する
1 1 → 1 1 2 次のゲームでは、前ゲームで賭けた金額(数列の左端 X 2倍)を賭ける
・勝った場合:数列の左端の数字を1つ消す
1 1→ 1 次のゲームでは数列の左端 X 2倍の金額を賭ける - 数列がすべて消えたらセットが終了
数列を使うのでモンテカルロ法と似ていますが、ウィナーズ法は2連敗するまでは1単位(初回賭け金)を賭け続け、2連敗してからスタートする点が異なります。
ウィナーズ法のメリットは、勝率5割でも利益が出る点とゲームのやめどきを決めやすい点です。
ただし、連勝時に賭け金を上げないので短時間で大きく資金を増やすことが難しく、守備型のベッティングシステムを好む人におすすめです。
ピラミッド法(ダランベール法)

ピラミッド法はローリスクでコツコツと利益を積み重ねることを狙った長期戦向きの手法で、考案者の名前からダランベール法と呼ばれることもあります。
ピラミッド法の手順
- 初回賭け金と勝敗後の増減単位を決める
【例】初回賭け金→5ドル、増減単位→1ドル - 1ゲーム目は初回賭け金をベットする
- 勝敗に応じて賭け金を変動する
・勝った場合:賭け金を1単位に減らす【例】5ドル→4ドル
・負けた場合:賭け金を1単位増やす【例】5ドル→6ドル - 連勝して賭け金がゼロになったら、2種類から進め方を選ぶ【1】前ゲームの賭け金と同額を賭ける【2】攻略法リセットして最初に戻る
ピラミッド法は初回賭け金と増減額を決めれば、あとはルールにしたがって機械的にベット額を変動させるだけなので、初心者にも使いやすい点がメリットです。
また、勝率5割でも利益を出すことができ、条件を満たせば負け越した時でも利益が出ることから上級者にも好まれています。
ただし、短時間で大きな利益は期待できないので長期戦向きの手法を好む人におすすめです。
まとめ
今回はバカラで長期的に利益を出すための3種類の賭け方を解説してきました。
バカラはギャンブルとしても十分に楽しめますが、確率や統計を利用することで投資として成立させることも可能なゲームです。
「バカラで副業レベルに稼ぎたい」「趣味と実益を料率させた稼ぎ方を探している」という人は、この記事を参考にして一緒に稼いでいきましょう。
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