バカラは「カジノの王様」と呼ばれる花形ゲームで、シンプルなルールながらも奥の深いゲーム性を併せ持っています。
ランドカジノにおいては、バカラのテーブルは最も高額のチップが飛び交うことで知られ、映画の題材にも使われることがあるほどです。
そこで今回は、ランドカジノやオンラインカジノでベットできるバカラの最高金額、バカラで数億円を獲得したことで知られる有名人などを紹介していきます。
もくじ
バカラの勝利金の最高額は20億円以上!

ケリー・パッカーがMGMグランドのオールナイトセッションにて、ブラックジャックとバカラで2,000万ドルを獲得。
バカラでの勝利金として記録的な金額を叩き出したのは、オーストラリアの大富豪でメディア王としても知られる、ケリー・パッカー氏です。
パッカー氏は1926年にラスベガスの高級カジノ「MGMグランド」で行われたオールナイトセッションにて、ブラックジャックとバカラをプレイ。わずか数時間で合計2,000万ドル(約20億円以上)を獲得したそうです。
ベット額は1回数十万ドルにも及び、勝利後にはディーラーやスタッフに高額のチップを配るなど、その豪快なプレイスタイルは今も語り草となっています。
またブラックジャックにおいては基本的な戦略である「ベーシックストラテジー」を無視して、自らの勘に任せたプレイを続けて大金を稼ぎ出しました。
「カジノの伝説」として、現在も世界中のギャンブル関係者の中で数々の逸話が語り継がれているのも納得ですね。
バカラで数億円を勝利したことで知られる有名人

バカラでは一般人では考えられないような高額ベットを繰り返し、数億円以上の勝利を収めたプレイヤーが存在します。
ここではバカラで巨額の勝利を得た伝説の有名人を紹介します。
ケリー・パッカー
オーストラリアの大富豪であり、メディア王としても知られるケリー・パッカーは、ランドカジノでの巨額の賭けで知られる伝説的なハイローラーです。
主にロンドンやラスベガスの高級カジノでバカラをプレイし、数日間の滞在中に数千万ドル(数十億円)を稼いだエピソードがあり、その大胆なプレイスタイルは多くの人々を驚かせました。
一晩で数百万ドルを賭けることも珍しくなく、勝った時はディーラーに数十万ドル単位のチップを渡すこともあり、豪快かつ気前の良い人物として語り継がれています。
アドナン・カショギ
アドナン・カショギはサウジアラビア出身の武器商人で、1980年代には「世界で最も金持ち」と称されたほどの人物です。
贅沢なライフスタイルで知られ、ヨーロッパや中東の高級カジノにしばしば姿を見せていました。
特にモナコやロンドンのカジノでは、バカラのVIPルームにおいて1回の勝負で数百万ドル以上という巨額の賭けを繰り返していたことで有名です。
勝っても負けても毎回数億円以上の利益と損失を出していたとも言われており、まさに「金に糸目をつけないハイローラー」としてカジノの歴史に名を残しています。
柏木昭男
日本の不動産会社社長であった柏木昭男氏は、1990年代に海外のカジノで巨額の資金を賭けていたことで知られる日本人実業家です。
「ザ・ハイローラー」として、ラスベガスやアトランティックシティのカジノでバカラに大金を賭けていましたが、特に現アメリカ大統領のドナルド・トランプ氏が所有していた「トランプ・プラザ」では、トランプ氏本人と交渉の上、1回の賭けで最大20万ドルまでベットできる契約を結んだことが伝えられています。
そのトランプ・プラザカジノの勝負では、数日間で約1,000万ドル(当時の為替レートで約13億円)を稼いだものの、その後のリベンジマッチで逆に多額の負けを喫し、最終的には謎の死を遂げるという波乱の人生を送りました。
井川意高
元大王製紙会長の井川意高氏は、会社の資金を不正に流用し、マカオなど海外のバカラで数億円単位の勝負を繰り返したことで、最終的には特別背任罪で実刑判決を受けました。
井川氏は自らの経験をつづった書籍「熔ける」の中で、数年間にわたりバカラのVIPルームで1回数百万円以上を賭ける生活を続け、最終的な使い込み額は106億円に達したと告白しています。
井川氏の事件は、バカラというゲームの持つ魔力とギャンブル依存症の恐ろしさを世の中に知らしめました。
ランドカジノのバカラでベットできる最高額は10,000ドル以上

ランドカジノのバカラでは、1回のベットで10,000ドル以上を賭けることが可能です。
特にラスベガスやマカオ、モンテカルロなどの高級カジノでは、ハイローラーや富裕層向けにVIPルーム・ハイリミットテーブルが用意されており、10万ドルを超えるベットも認められています。
これらのテーブルでは、プライベートルーム、専属コンシェルジュ、リムジン送迎、専用ジェット機の手配、豪華な飲食やショーの招待といったサービスが提供されることも多く、まさにカジノの王様としての醍醐味を味わうことができます。
オンラインカジノのバカラでベットできる最高額はサイトごとに異なる

オンラインカジノのバカラでベットできる最高額は、サイトやテーブルごとに異なります。
ビットカジノ

バカラでベットできる最高額 | 100,000ドル(約1,540万円 2024年11月時点のレート) |
この最高額が賭けられるバカラ | ・スピードバカラ ・エクスクルーシブ スピードバカラ ・サロンブリヴェ ・バカラ ・ジャパニーズ サロンブリヴェ ・バカラ など |
ビットカジノは2016年に「世界初の仮想通貨専門オンラインカジノ」としてオープンしたサイトで、ハイローラー向けのテーブルが多数用意されています。
バカラでベットできる最高額は100,000ドルとなっており、1ドル150円で計算すると1,500万円を1ゲームでベットできます。
その中でも、最もおすすめはディーラーと1対1で勝負できる「サロンブリヴェ・バカラ」「ジャパニーズ サロンブリヴェ・バカラ」です。
ブリヴェ(prive)とは「プライベート」という意味で、通常のテーブルより豪華なスタジオセットが設けられており、独占環境でゲームの進行ペースを決めたり、ディーラーと1対1のやりとりを楽しめるVIPな環境となっています。
遊雅堂

バカラでベットできる最高額 | 1,000万円 |
この最高額が賭けられるバカラ | ・ジャパニーズ スピードバカラ ・花路野三丁目スピードバカラ ・ライトニングバカラ ・サロンブリヴェ ・バカラ など |
遊雅堂は2021年にオープンしたオンラインカジノで、カジノゲーム以外にスポーツベットも楽しめます。
また業界最大手のベラジョンカジノ、1996年より運営を続けているインターカジノの姉妹サイトなので信頼性に関しては申し分ありません。
遊雅堂はサイト内通貨を日本円に設定でき、バカラの最高ベット額は1,000万円となっています。
遊雅堂にもサロンブリヴェ・バカラがありますが、ベラジョン系列のユーザーのみがプレイできる専用ライブスタジオ「花路野三丁目」のスピードバカラでも高額ベットが可能です。
ボンズカジノ

バカラでベットできる最高額 | 1,000万円 |
この最高額が賭けられるバカラ | ・ジャパニーズ スピードバカラ ・ゴールデンウェルスバカラ ・ピークバカラ ・スピードバカラ など |
ボンズカジノは2020年にオープンしたオンラインカジノで、豪華なボーナスやプロモーションが人気です。
また多言語に対応していることからユーザー数は業界トップクラスで、サイト内で開催されているトーナメントには膨大な数のユーザーが参加するため高額賞金を狙えます。
ボンズカジノのライブバカラは最高ベット額が1,000万円となっており、ハイローラーの方も十分に満足できる金額です。
またボンズカジノはベット額に応じて7段階に分かれたVIPプログラムを導入しており、負け額の一部を還元してくれるキャッシュバックのレートは最上位のUltimateが20%という高水準になっています。
カジノエックス

バカラでベットできる最高額 | 1,000万円 |
この最高額が賭けられるバカラ | ・ジャパニーズ スピードバカラ ・スピードバカラ ・サロンブリヴェ ・バカラ ・コントロールスクイーズバカラ など |
カジノエックスはボンズカジノの姉妹サイトで、こちらも豪華なボーナスやプロモーションが人気です。
バカラの最高ベット額はボンズカジノと同じく1,000万円になっています。
またベット額の一部が賞金の一部として積み立てられるプログレッシブトーナメントを常時開催しており、ハイローラーの方ならバカラでの勝利金以外に高額賞金を狙えます。
ベラジョンカジノ

バカラでベットできる最高額 | 50,000ドル(約770万円 2024年11月時点のレート) |
この最高額が賭けられるバカラ | ・ジャパニーズ スピードバカラ ・ライトニングバカラ ・花路野三丁目スピードバカラ ・スクイーズバカラ など |
ベラジョンカジノは2012年の日本語サイトオープン以来、日本人ユーザーから高い支持を受けている業界最大手のオンラインカジノです。
バカラの最高ベット額は50,000ドルで他サイトよりはやや低めですが、1ドル150円で750万円ですから十分な数字といえるでしょう。
ベラジョンカジノは、大手プロバイダのEvolution Gamingと提携して「花路野三丁目」という専用ライブスタジオを設置しており、こちらでは日本人ディーラーを相手に本場さながらのライブバカラをプレイできます。
バカラで稼ぐためのコツ
ここではバカラで稼ぐためのコツを解説します。
賭け方別の勝率を把握する
勝敗結果 | 確率 |
プレイヤーの勝ち | 44.62% |
バンカーの勝ち | 45.86% |
タイ | 9.52% |
バカラで稼ぐためには、賭け方別の勝率を把握することが重要です。
上記はプレイヤー、バンカー、タイ(引き分け)の確率ですが、バカラでは3枚目のカードが配られる条件の関係でバンカーの勝率が少し高くなっています。
ただし、バンカーの勝利に賭けて的中した場合には5%の手数料(ハウスエッジ、控除率)を差し引かれるため配当が1.95倍になるので、還元率はどちらに賭けてもほぼ同じです。
勝率に低いタイに賭けることは避ける
バカラで稼ぐためには、勝率の低いタイに賭けることは避けましょう。
通常のバカラではタイの当選確率が9.52%と10%を下回るにもかかわらず、配当は9倍です。還元率に直すと85.68%で、常に14.32%の手数料を胴元(カジノ)に取られる計算になります。
「タイが20ゲーム以上出現していないから、そろそろ出そう」など、お遊び感覚で賭ける分にはかまいませんが、バカラで本格的に稼ぐならタイへのベットは避けましょう。
目標利益額と損切り額はプレイ前に決めておく

バカラで稼ぐためには、プレイ前に目標利益額と損切り額を決めておくことが重要です。目標利益を決めておくことで、勝っている時に深追いせず利益をしっかりと確保することができるからです。
また損切りラインに達した時には感情に流されずきっぱりとプレイを終了することで、無駄な損失を防ぎ大切な資金を守ることができるのです。
目標利益・損切り額を決めておくことは、長期的に利益を出していくことにもつながるので、必ずプレイ前にやめどきの目安を立てておくようにしましょう。
ある程度まとまった軍資金を用意しておく

バカラで稼ぐためには、ある程度まとまった軍資金を用意しておくことが大切です。資金に余裕があれば、たとえ負けても比較的冷静さを保つことができ無理な賭けに走るリスクを減らせます。
資金が少ないと、損失が出ている時に冷静さを失って賭け金を大きくしすぎたり、一発勝負の賭けに出て取り返しのつかない失敗をしてしまいがちです。
冷静さを保ち感情的なプレイを避けるためにも、ある程度まとまった軍資金を用意するようにしましょう。
資金管理はしっかり行う

バカラで継続的に利益を出していくためには、資金管理を徹底することが不可欠です。
具体的には、1回の賭け金は軍資金の5%以内に収める、資金が30%以上増えたらその日のプレイは終了する、資金の50%以上を失ったら損切りするといったルールを決めておくようにしましょう。
賭け金ややめどきの目安を決めておかないと、感情的なベットで資金を大きく減らしてしまうリスクがあります。
バカラで稼ぐためには自分に合った手法をマスターするだけでなく、事前に決めた資金管理のルールを徹底することを忘れてはいけません。
プレイ中は冷静な気持ちを忘れずに

バカラで稼ぐためには、常に冷静な気持ちを保ち感情的なプレイを避けるようにしましょう。
勝っている時は欲が出やすく、負けている時は焦りやイラ立ちから無理な賭けをしたくなるのが人間の心理ですが、感情に流されると利益を大きく減らしたり、取り返しのつかない大きな損失を出してしまう可能性があります。
冷静にプレイするためには、上で解説したように資金管理に関するルールを作ることが最も効果的です。
その際に「目標利益は資金の2倍」など無理な目標ではなく、高確率で達成可能な範囲内で設定するようにしましょう。
損切り額についても同様で、負けても冷静さを保てる範囲内に設定することで、感情的なプレイを避け淡々とプレイできるようになります。
バカラでより大きく稼ぐなら必勝法・攻略法の使用がおすすめ
バカラでより大きく稼ぐなら、必勝法や攻略法の使用がおすすめです。
ここではバカラで大きく稼ぐためにおすすめの戦略を紹介します。
罫線(けいせん)を使って勝敗を予想する

バカラで勝率アップを目指す最も効果的な必勝法は、罫線(けいせん)を使った勝敗予測です。
罫線とは、プレイヤーとバンカーの勝敗履歴をリアルタイムで記した出目表のようなもので、代表的な罫線には以下の4種類があります。
最も分かりやすいのが、プレイヤーとバンカーの勝敗を記した大路で、その他の罫線は大路の動きを元に「1~3列手前と同じ動きをしているか、異なる動きをしているか」を表しています。
初心者の方は、最初に大路の見方と使い方を習得し、その後で他の罫線の使い方を覚えるといいでしょう。
バカラはプレイヤーとバンカーのどちらに賭けても勝率は約50%ですが、不思議なことに一定のリズムでゲームが進行する場面が珍しくありません。そのような流れを罫線から読み解くことができれば、理論上の数値より高い勝率を狙えるのです。
「バカラの罫線には意味がない」と否定的な人もいますが、バカラで安定した利益を出しているほとんどのプレイヤーが勝敗予想に罫線を使っています。
また、勝敗予想に罫線を取り入れることで論理的にベットする習慣がつき、感情的なプレイを避けやすいというメリットもあるので、バカラで大きく稼ぎたい人はぜひ罫線の習得にチャレンジしてみてください。
カードの偏りを把握するカードカウンティング

カードカウンティングとは、ゲームで使用されたカードを数えることでシュー内のカードを予測し、勝率アップを狙う攻略法です。
バカラでは1度使用したカードは再利用されないため、シュー内に残っているカードに偏りが発生する可能性があります。その偏りを利用して、勝敗予想の確率をアップさせる方法がカードカウンティングです。
カードカウンティングはブラックジャックで絶大な効果を発揮する攻略法ですが、バカラでも効果を期待できます。罫線とカウンティングを合わせて使うと、さらに勝率をアップさせることが可能ですよ。
短期間で利益アップが狙えるパーレー法(逆マーチンゲール法)

パーレー法(逆マーチンゲール法)は、連勝中の利益を最大化することを狙った必勝法です。
パーレー法の手順
- 初回賭け金を決める
- 1ゲーム目は初回賭け金をベットする
- 勝敗に応じてベット額を変動する
勝った場合:前ゲームのベット額の倍の金額を賭ける(1→2→4→8→16→32)
負けた場合:賭け金をリセットして初回ベット額に戻す
基本的な手順は勝つまで初回賭け金を賭け続け、勝った次のゲームから賭け金を2倍にしていくだけなので、初心者の方もすぐに実践できます。
パーレー法は獲得した利益を手元に残さずすべて次のゲームに賭けるので、罫線などを使って連勝の波に乗ることができれば、短時間で大きく資金を増やすことが可能です。
ただし、負けるとこれまでの利益をすべて失い初回賭け金分の損失が残るので、実戦で使う際には「5連勝で賭け金をリセットする」など目標ラインを決めておくといいでしょう。
ローリターンながらも長期戦で利益が見込めるグッドマン法

グッドマン法は、連敗時の利益を最小限に抑えながら連敗時の利益を確実に伸ばしていく必勝法で、ローリターンながらも長期戦での利益が見込める必勝法です。
グッドマン法の手順
- 初回賭け金を設定する
- ゲームに勝つまで1単位を賭け続ける
- 勝ったら賭け金を「2→3→5」と増やす
- 4連勝後は負けるまで5単位を賭け続ける
- 負けたら攻略法をリセットして最初に戻る
グッドマン法では、2連勝すると次のゲームに負けても損益は±0、3連勝すると4ゲーム目に負けても1単位の利益が残るので、まずは2連勝を目指しましょう。
4連勝後は5単位を賭け続けるのが基本的なルールですが、「確実に利益を残したい」という場合には、好きなタイミングで賭け金をリセットしてもOKです。
グッドマン法は攻守のバランスが取れたベッティングシステムですが、勝ちと負けを交互に繰り返す展開では少しずつ損失が増えていきます。
したがって、罫線やカードカウンティングを使い、勝率が高いと判断できる場面を厳選して使っていくといいでしょう。
まとめ
今回は「バカラの最高額」というテーマで、ギネスにも残っているバカラの勝利金の最高額や伝説的なハイローラーたちを紹介してきました。
世界中の富裕層やギャンブラーたちを虜にしてきたバカラですが、オンラインカジノなら資金が少なくてもバカラを存分にプレイできます。
また、バカラはギャンブル性の高いゲームと思われがちですが、カジノゲームの中でも還元率がトップクラスに高く勝ちやすいゲームです。
当サイトでは、バカラの必勝法や攻略法をどこよりも詳しく解説しているので、バカラで稼ぎたい人はぜひ参考にしてください。
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