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【基礎編】ブラックジャックのベーシックストラテジーの見方や使い方、種類まで解説

ブラックジャックのベーシックストラテジー【基礎編】!チャートの見方や種類、使い方まで解説

ブラックジャックは、カジノゲームの中で最も還元率(ペイアウト率)が高く勝ちやすいゲームの1つです。

さらに、ベーシックストラテジーという攻略法を使うことで、より還元率を上げられます。

この記事では、そのベーシックストラテジーについて、基本的な考え方や具体的な手順を初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

ベーシックストラテジーをマスターし、ブラックジャックで一緒に稼いでいきましょう!

リン
リン

名前からしてすでに難しそうに感じます。

とても有効な方法なので、マスターして稼げるようになりましょう!

セレナ
セレナ

もくじ

ブラックジャックのベーシックストラテジー(基本戦略)とは

ブラックジャックのベーシックストラテジー(基本戦略)とは、その名の通りプレイヤーとディーラーに配られたカードの組み合わせによって、最適なプレイを示した攻略法です。

将棋でいう「定跡」のようなもの、といえば分かりやすいかもしれません。

ベーシックストラテジーの効果は数学的に証明されており、プレイヤーにとって不利に見えるアクションも、長い目で見ると最も期待値が高い選択になっています。

ベーシックストラテジーには最適なアクションをまとめたチャート(表)がある

ブラックジャックにはヒットやスタンド以外にも、ダブルダウンやサレンダーなど様々なアクションがあるので、「すべてのアクションを覚えるのは難しそう」と思う方も多いでしょう。

ただベーシックストラテジーには一定の法則があり、最適な選択をまとめたベーシックストラテジーチャート(表)があります。

それを参照しながらプレイすれば、ブラックジャックを始めたばかりの初心者でもプロと同じようにプレイできますよ。

チャートの詳しい見方などは後ほど解説するので、まずはこのような表があり、誰でも最適なプレイが可能であるということを理解しておいてください。

ブラックジャックのベーシックストラテジーが有効な理由

ブラックジャックでは、ディーラーのアクションが以下のように決まっています。

  • 合計値が17以上になるまでは必ずヒット(追加のカードを引くこと)する
  • 合計値が17以上になったら、それ以上カードを引かない(ハンドが確定)

ブラックジャックで使用するカードは、ジョーカーを除いたA~Kの13枚が1セットです。

したがって、ディーラーのアップカード(表向きになったカード)とプレイヤー(自分)に配られた2枚のカードによって、最も期待値の高いアクションを数学的に導き出せます。

もちろん、ベーシックストラテジーを使えば100%勝てるわけではありません。

しかし期待値が最も高いプレイを続けることによって、ブラックジャックの理論上の還元率を最大限引き出すことが可能なのです。

これが、ブラックジャックでベーシックストラテジーが有効な理由であり、ブラックジャックで利益を出しているほぼすべてのプレイヤーはストラテジーが示すアクションを選択しています。

ブラックジャックのベーシックストラテジーチャートの見方

ブラックジャックのベーシックストラテジーチャートの見方

それでは、いよいよブラックジャックのベーシックストラテジーチャートの見方に入ります。

上記はストラテジーチャートですが、まずはそれぞれの見方や意味を覚えましょう。

▼ストラテジーチャートの各アクション

H(ヒット)追加でカードを引く
S(スタンド)これ以上カードを引かず、手持ちのカードで勝負をする
D(ダブルダウン)1回だけしかヒットできないことを条件に賭け金を倍にする
R(サレンダー)最初に賭けた賭け金の半分を払いゲームを降りる
P(スプリット)最初に配られたカードが同数の場合、ハンドを2つに分割してゲームを行う

ストラテジーチャートの縦軸は、プレイヤー側に配られた2枚のカードの合計点数です。

横軸は、ディーラーのアップカード(表向きになっているカード)の点数です。

「H」「S」など文字の意味については、上記の表をご参照ください。

ブラックジャックのベーシックストラテジーチャートは3種類に分けられる

ブラックジャックのベーシックストラテジーチャートは、プレイヤーのハンド条件によって以下の3種類に分けられます。

プレイヤーの最初のハンドに[A]が含まれていない場合はハードハンドチャート

ベーシックストラテジー

1つ目は、プレイヤーの最初のハンドに[A]が含まれていない場合で、これをハードハンドチャートと呼びます。

ハードハンドはブラックジャックの中で最も多いパターンなので、まずはこのチャートから覚えていきましょう。

プレイヤーの最初のハンドに[A]がある場合はソフトハンドチャート

ソフトハンドチャート

2つ目は、プレイヤーの最初のハンドに[A]が含まれている場合で、これをソフトハンドチャートと呼びます。

[A]は「1」「11」と2つの数え方ができるため、ソフトハンドでは積極的なプレイが多い点が特徴です。

特に、ディーラー側のアップカードが3~6の場合は、ディーラーバーストの可能性が高くなるため、ダブルダウンが多くなっています。

プレイヤーの最初のハンドが同じカードだった場合はスプリットチャート

スプリットチャート

3つ目は、プレイヤーの最初のハンドが同じ数字だった場合で、これをスプリットチャートと呼びます。

上記からお分かりの通り、ベーシックストラテジーでは同じ数字が2枚配られた時にはスプリットを選択することが多くなっています。

ここで紹介した3つの表を元に、実際にストラテジーチャートを使ってアクションを選択する手順を見ていきましょう。

リン
リン

色々書いてありすぎてややこしいし、3種類も覚えられないです。

スマホで表をスクショして時間があるときにチェックするといいですよ♪

セレナ
セレナ

ブラックジャックのベーシックストラテジーチャートの使い方

ここでは、ブラックジャックのゲーム画面を見ながら、ベーシックストラテジーチャートを使って最適なプレイを選択する方法を解説します。

ベーシックストラテジーのハードハンドの使い方

上記は、プレイヤーが「6」+「5」=11で、ディーラーのアップカードが「10」という状況です。

この場合は、ハンドに「A」が含まれていないため、ハードハンドのストラテジーチャートを見ます。

ハードハンドのストラテジーチャートに当てはめて、「ダブルダウン」を選択

ハードハンドのストラテジーチャートに当てはめて、「ダブルダウン」を選択

ハードハンドのストラテジーチャートを開いたら、縦のプレイヤー「11」、横のディーラー「10」が交差するところを見つけます。

ストラテジー表では「D」となっているので、ダブルダウンを選択します。

ダブルダウンを選択すると賭け金が2倍になるので少し怖いですが、ディーラーの伏せカードは「10」と予測するので、この場合はディーラーの点数を「20」と予測します。

また、プレイヤー側も配られるカードを「10」と予測するので、現時点の「11」は期待値が最も高い状況です。

したがって、この場面ではダブルダウンが最善のアクションになります。

ベーシックストラテジーのソフトハンドの使い方

次に、ソフトハンドの場合の使い方を見ていきましょう。

上記はプレイヤーが「A」+「8」で、合計値は「9」または「19」です。

ハンドに「A」が含まれているので、ソフトハンドのストラテジーチャートを見ます。

ソフトハンドのストラテジーチャートに当てはめて、「スタンド」を選択

ソフトハンドのストラテジーチャートに当てはめて、「スタンド」を選択

ソフトハンドのストラテジーチャートを開いたら、縦のプレイヤー「A・8」と横のディーラー「2」が交差するところを見ます。

ストラテジーチャートでは「S」となっているので、スタンドを選択します。

プレイヤーの「A・8」は11 + 8 += 19で、ディーラーのアップカードに関わらずすべてスタンドとなっていますね。

これは「19」というのは強い数字なので、「20」「21」を狙って新しいカードを引くよりも、このまま勝負した方が期待値が高いからです。

ベーシックストラテジーのスプリットの使い方

3つ目は、スプリットの場合の使い方を見ていきましょう。

上記は、プレイヤーが「10」+「10」=20で、ディーラーのアップカードが「5」です。

プレイヤーの最初のカードが同じ数字だった場合は、スプリットのストラテジーチャートを見ます。

スプリットのストラテジーチャートに当てはめて、「スタンド」を選択

スプリットのストラテジーチャートに当てはめて、「スタンド」を選択

スプリットのストラテジーチャートを開いたら、縦のプレイヤー「10・10」と横のディーラー「5」が交差するところを見ます。

ストラテジーチャートでは「S」となっているので、スタンドを選択します。

2枚のカードが同じ数字だった場合はスプリットが推奨されることが多いのですが、「10・10」=「20」というのは「21」の次に強いハンドなので、ディーラーのアップカードに関わらずすべてスタンドとなっています。

以上が、ブラックジャックのベーシックストラテジーチャートの使い方です。

プレイヤー(自分)のハンドとディーラーのアップカードが決まれば、あとはストラテジーチャートを参照すれば最適なハンドが分かるので、簡単ですよね。

また、初心者の方は、今回解説したように、「なぜそのアクションが最適なのか?」を考えるようにすると、毎ゲームごとにストラテジーチャートを見なくても自然に最適なプレイが分かるようになりますよ。

リン
リン

この記事を見て実施すれば覚えられそうな気がしてきました!

無料のビデオゲームなら自分のペースで練習できますよ♪

セレナ
セレナ

ブラックジャックのベーシックストラテジーを使う際の注意点

ブラックジャックのベーシックストラテジーは、強力な攻略法ですが、いくつか注意点があります。

実戦で使う前に、以下の注意点をしっかりと把握しておきましょう。

ベーシックストラテジーを使っても必ず勝てるわけではない

ベーシックストラテジーは、プレイヤーとディーラーにカードが配られた時点で最も期待値が高いアクションを教えてくれますが、必ず勝てるわけではありません。

たとえば、プレイヤーに配られたカードの合計値が「13」、ディーラーのアップカードが「10」だったとしましょう。

この場合、ベーシックストラテジーチャートを見るとプレイヤーの最適なアクションはヒットですが、プレイヤーへ「9」「10」が配られるとバーストしてしまいます。

しかし、ブラックジャックではディーラーの伏せカードは[10]と考えるので、ディーラーの予測される合計値は「20」です。

したがって、プレイヤーはバーストを覚悟でヒットする必要があるのです。

このように、期待値が高いアクションを選択しても勝率が100%というわけではありません。

したがって、ベーシックストラテジーを使う場合には「1回の賭け金を資金の10%以内に抑える」など、慎重な資金管理も必要です。

ベーシックストラテジーは原則6デックに対して有効

ブラックジャックのベーシックストラテジーは、原則として6デック(312枚)のゲームに対して有効とされています。

しかし、デック数が変わると期待値計算に若干の変更は生じますが、ほぼ誤差はなく、アクションに関しては6デック用のストラテジーチャートと同じです。

なお、オンラインカジノのライブブラックジャックは8デック(416枚)となっていることが多いですが、この記事で紹介したストラテジーチャートをそのまま使用できます。

ストラテジーチャートは必ずルール通りに使う

ベーシックストラテジーを利用する場合、すべてのゲームで必ずルール通りに行うことが大切です。

たとえば、プレイヤー(自分)のカードが「12」以上の時にヒットすると、[10以上]を引いてバーストするリスクはありますが、それでもストラテジーチャートにH(ヒット)と表示されている場合は、チャートに従うようにしましょう。

ストラテジーチャートは数学的に証明された正しいアクションなので、数千・数万プレイと試行回数を重ねていけば、最も期待値が高くなる選択を示しています。

「今回はバーストしそうだからスタンドに変えよう」「今日はついてるから自分の勘を信じよう」など、チャートを無視したアクションは長い目で見ると損失を重ねていくことになるので、必ずストラテジーチャートに従うようにしましょう。

ディーラーの基本的なアクションは把握しておく

ベーシックストラテジーを使う場合は、ディーラーの基本的なルールについて理解しておくことが重要です。

  • ディーラーのルール①:ハンドが「17」以上になるまでヒットを続ける
  • ディーラーのルール②:ハンドが「17」以上になったら必ずスタンドする

このルールが分かっていれば、ベーシックストラテジーの理解が早くなり、丸暗記しなくても自分のハンドとディーラーのアップカードを見ただけで正しい判断ができるようになります。

ただし、カジノによっては、ルールを変更したアレンジ型のブラックジャックを提供しているところがあるので、事前にルールを確認しておきましょう。

ディーラーの伏せカードや追加カードは全て[10]だと考える

ブラックジャックのベーシックストラテジーでは、ディーラーの伏せカードや追加で配られるカードはすべて[10]と考えます。

その理由を解説します。

まず、ブラックジャックでは、10・J・Q・Kの4枚は[10]とカウントするので、[10]が出現する確率は13分の4で約30.8%です。

つまり、約3回に1回の割合で[10]が出現するため、伏せカードと追加カードは[ 10]と考えます。

この考え方は、もう1つの強力な攻略法である「カードカウンティング」でも使うので、頭に入れておいてください。

「インシュランス」は基本的に使わない

ベーシックストラテジーに限らず、ブラックジャックでは基本的には「インシュランス」は使いません。

その理由ですが、ディーラーのアップカードが「A」の時にブラックジャックが完成する確率は約30%で、インシュランスが成功した場合の配当は2倍です。

つまり、3回に1回しか成功しないにも関わらず配当が2倍なので、インシュランスは割に合わない選択なのです。

このような理由で、ベーシックストラテジーでは、プレイヤーに配られるカードの組み合わせに関わらずインシュランスは使わないようにしましょう。

ベーシックストラテジーは必勝法と併用して勝率を上げよう!

ベーシックストラテジーは最も期待値の高いアクションをまとめてあるので、運任せのプレイよりも勝率を上げることができます。

ただ他の必勝法と組み合わせることで、より勝率を高めることも可能。

ブラックジャックはマーチンゲール法パーレー法モンテカルロ法など様々な必勝法が使えるので、もっと勝率を上げたいという人は、ぜひ覚えて使ってみましょう。

まとめ

今回は、ベーシックストラテジーの基礎と使い方、注意点などを解説してきました。

ブラックジャックは、カジノゲームでトップクラスの還元率を誇りますが、ベーシックストラテジーを使わず勘に頼ってプレイすると還元率が一気に下がってしまいます。

ストラテジー自体はそれほど難しいこともなく、ストラテジーチャートが用意されているので、初心者の方もすぐに使いこなせるようになります。

また、当サイトで紹介しているブラックジャックカードカウンティングを合わせて利用すれば、100%を超える還元率を叩き出すことも可能なので、そちらも合わせてご参照ください。

ベーシックストラテジーを駆使して、ブラックジャックで稼いでいきましょう。

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