ルーレット

ルーレットに法則やオカルトは存在する?その真実や効果を詳しく解説!

ルーレットをプレイしていると「赤がずっと続いている」「なぜかこの数字ばかり出る」といった不思議な現象を目にすることがありませんか?

このような現象は多くのプレイヤーを魅了し、様々なオカルトや法則を生み出してきました。

この記事では、「大数の法則」のような科学的な真実と「7回目の法則」のようなオカルトの効果について、その真実に迫ります。

さらに、法則やオカルトを利用した具体的な戦略についても詳しく解説していくのでお楽しみに!

ルーレットでオカルトと言われている法則

ルーレットは過去のゲーム結果が未来の結果に影響を及ぼさない独立事象のゲームであり、毎ゲームランダムに出目の抽選が行われています。

しかし、ルーレットをプレイしていると時に不思議な偏りが見られることから、「もしかすると特定の法則があるのでは?」と考えるプレイヤーが少なくありません。

ここでは、ルーレットの法則の中から「オカルト」と言われているものを紹介します。

大数の法則(たいすうのほうそく)

大数の法則

「大数の法則(たいすうのほうそく)」は、オカルト的な必勝法と混同されがちですが、これは偶然やジンクスといったものとは全く異なる統計学に基づいた数学的な法則です。

大数の法則を一言で言うと、「試行回数を増やせば増やすほど、その結果の平均値は理論上の確実に近づく」という事実です。

たとえば、ルーレットの赤または黒が出る確率は約48.6%ですが、数十回~数百回程度のプレイではどちらか一方へ結果が大きく偏ることがあります。

しかし、何十万回、何百万回とスピンを繰り返せば、赤と黒が出る確率は限りなく48.6%に収束していくのです。

また、見方を変えると「大数の法則」によって、カジノの運営が成り立っているともいえます。

カジノの取り分となるルーレットの控除率は約2.7%に設定されていますが、プレイヤーは1回のスピンで2.7%の手数料を払っていることになり、短期的にプレイヤーが大勝ちしても、最終的にはカジノに利益が残るように作られているのです。

これがカジノが長期的に利益を上げられる数学的な根拠であり、オカルトではなく科学的な真実です。

7回目の法則

7回目の法則とは、ギャンブラーの間でささやかれる経験則の1つで、確率が約50%の赤・黒、奇数・偶数、大・小などの賭けにおいて、「同じ出目が6回連続で出たら、7回目は逆側へ賭ける」というものです。

ベット回数確率
1回目48.60%
2回目23.62%
3回目11.48%
4回目5.58%
5回目2.71%
6回目1.32%
7回目0.64%
8回目0.31%
9回目0.15%
10回目0.07%

上記の表は、ルーレットで同じ色が連続で出る確率を示したものです。

これを見ると、7回連続で出る確率は1%未満なので、一見するとオカルトではなく数学的に根拠のある法則のように見えます。

しかし、これは間違いでルーレットの各スピンは前の結果に影響を受けない「独立事象」なので、たとえ黒が6回連続で出たとしても、7回目に赤が出る確率は1回目と同じ約48.6%です。

したがって、この法則だけを根拠に高額をベットするという行為は、リスクが高いといえるでしょう。

オンラインルーレットの勝敗履歴に基づいた法則やオカルト

オンラインルーレットでは、過去の出目の履歴を確認できるため、それに基づいた様々な法則やオカルト、戦略が存在します。

空回し

空回しとは、お金を賭けずに出目の様子を見ることです。

オンラインカジノ、特にビデオルーレットならではの機能で、空回しを使うことで資金を減らさずにテーブルの流れを把握することができます。

たとえば、「空回しで赤が5回続いたのを確認したら、次からは黒に賭ける」、「しばらく止まっていないストリートへベットする」といった使い方が可能です。

ルーレットは過去の結果が未来に影響を及ぼすわけではありませんが、多くのプレイヤーがベットするタイミングや場所を決めるために空回しを利用しています。

ツラ(出目)

ルーレットのツラ

ツラ(出目)とは、同じ種類の結果が連続して出ている状態を指すギャンブル用語です。

たとえば「赤が連続している」「奇数が連続している」といった状況が、ツラに当たります。

この状態に乗って、同じ結果に賭け続けることを「ツラ追い」「ツラに乗る」といい、逆に「そろそろ流れが途切れるだろう」と逆側へ賭けることを「ツラ切り」と言います。

テレコ

テレコとは、ツラとは逆に異なる種類の結果が交互に出ている状態を指します。

たとえば「赤→黒→赤→黒」「奇数→偶数→奇数→偶数」といったパターンが続く状態がテレコです。

ツラと同じくオカルト的な考えではありますが、ルーレットでは不思議なことに同じパターンが続くことが少なくないので、一定のリズムを見つけたらそれに乗ってみるのもいいでしょう。

ネイバーベット法

ネイバーベット法

ネイバーベット法とは、出目の偏りを利用した必勝法です。

ルーレットのホイールを上記のように4つのエリアに分け、空回しで出目の流れを把握します。

そして、「ボールが集中しているエリアへ賭ける」「連続して落ちたらエリアを避けて、他のエリアへ賭ける」などの裁量で賭けるエリアを判断します。

ネイバーベット法は、プロのディーラーもその効果を認めるほどの強力な手法で、ビデオルーレットよりもライブルーレットで有効です。

ライブルーレットでは、ディーラーがボールを投入する際のクセやホイールのわずかな歪みや傾きなどが原因で、一定のエリアに出目が集中することがあるので、その流れを見抜けるかが勝負のカギとなります。

シフトベット法

シフトベット法

シフトベット法は、アメリカンルーレット向けの必勝法です。

基本的な使い方はネイバーベット法と同じですが、アメリカンルーレットには[00]があるので、エリアの分類方法が若干異なります。

海外のランドカジノはアメリカンルーレットが主流となっていることが多いので、海外へ出かけてルーレットをプレイする予定がある人は、こちらを習得するといいでしょう。

ドクターシュミット法

ドクターシュミット法

ドクターシュミット法は、博士号を持つドイツ人のシステムエンジニアが考案したとされる必勝法です。

ドクターシュミット法では、最初に空回しを30回ほど行いデータを集め、多く出た数字へ賭けます。

賭け方についての具体的なルールは決められておらず、ストレートアップベットだけでなく赤・黒賭けやスプリットベット、ダズンベットなどを使ってもかまいません。

98.48%法(2/3ベット法)

98.48%法(2/3ベット法)

98.48%法(2/3ベット法)は、3倍配当のコラムベットまたはダズンベットを使った必勝法です。

98.48%法では、3回連続で同じコラム、またはダズンにボールが落ちるまで空回しを行います。

以下は、コラム・ダズンの1エリアへ連続で落ちる回数と当選確率です。

1エリアに連続で落ちる回数1エリアの当選確率2エリアの当選確率
135.14%64.86%
212.34%87.66%
34.34%95.66%
41.52%98.48%

上記から分かるように、1つのエリアへ4回連続で落ちる確率は1.52%、他の2エリアへ落ちる確率は98.48%なので、4ゲーム目に他の2エリアへ賭けると高勝率を期待できるというわけです。

ルーレットは独立事象のゲームなので、4ゲーム目に他の2エリアへ落ちる確率は1ゲーム目と同じく64.86%ですが、大数の法則の考え方を用いると、同じエリアへ4回連続で落ちる確率は低いともいえます。

この考え方が98.48%法の元となっています。

ルーレットは独立事象なので前ゲームの結果は次ゲームに影響しない

独立事象ゲーム

すでに触れましたが、ルーレットは独立事象のゲームなので、過去のゲーム結果が未来の結果に影響を及ぼすことはありません。

つまり、前のゲームでどんな目が出ても、次のゲームの確率には一切影響しないのです。

しかし、ルーレットをプレイする多くのプレイヤーは、過去の結果(出目の履歴)から何らかの法則性を見出そうとします。

これは、「大数の法則」によって長期的には確率が収束するという理論に加えて、短期的な偏り(ツラ)が実際に起こるからです。

オカルト的な法則に対して「科学的な根拠はない」と否定的な人がいますが、感情に流されず法則を利用したベットを行うことで、冷静なプレイを続けられることも多いため、無意味とは言い切れません。

むしろ、オカルト的な法則を利用することで、ランダムに賭けるよりも勝率をアップさせる可能性があり、資金がパンクするリスクを抑えられているともいえるのです。

ルーレットで勝つためのポイント

ルーレットで勝つためには、オカルトや法則に頼るだけでなく論理的な戦略と自己管理が不可欠です。

ここでは、ルーレットで長期的に勝ち続けるための重要なポイントを解説します。

還元率の高いルーレットを選ぶ

ホイールのスポット
種類レイアウト還元率控除率
ヨーロピアンルーレット0を含む全37スポット97.30%2.70%
フレンチルーレット0を含む全37スポット97.30%2.70%
アメリカンルーレット0と00を含む全38スポット94.74%5.26%

ルーレットで勝つための最も基本的で重要なポイントは、還元率の高いルーレットを選ぶという点です。

上の表からわかるように、アメリカンルーレットは[00]がある分、[0]が1つのヨーロピアンルーレットやフレンチルーレットよりも還元率が低く、控除率(カジノの取り分)が高くなっています。

控除率にいたっては、アメリカンルーレットはヨーロピアンとフレンチの約2倍ですから圧倒的に不利な設定です。

特別な理由がない限り、必ずヨーロピアンルーレットかフレンチルーレットを選ぶようにしましょう。

ルーレットはトータルで勝つことを意識する

ルーレットで安定して勝つためには、1回ごとの勝敗に心を満たされないことが重要です。

どんなに優れたプレイヤーでも、ルーレットで毎日勝ち続けることはできません。

大切なことは、その日の収支ではなく1週間や1ヶ月といった長いスパンでのトータルの収支です。

流れが悪い時には損失を回収しようとしてダラダラとプレイを続けるのではなく、傷口が浅いうちにプレイを切り上げて、翌日から少しずつ回収しトータルで利益を出すことを意識しましょう。

目標利益と損切りラインを決めて資金管理を徹底する

ルーレットで勝つためには、事前に目標利益と損切りラインを決めておくことが重要です。

「100ドル勝ったら終了する」「資金の30%を失ったら撤退する」といった明確なルールを決めておくことで、熱くなって資金を溶かすという最悪の事態を防げます。

特に、損失を確定させる損切りは誰もが避けたい判断ですが、このルールを機械的に守れるかどうかがルーレットで長期的に利益を出すためのカギです。

自分で決めたルールは何があっても絶対に守るようにしましょう。

状況に応じて必勝法・攻略法を使い分ける

ルーレットには様々な必勝法がありますが、100%完璧な手法は存在しません。

たとえばマーチンゲール法は、1回の勝利で損失を回収できますが、連勝しても資金を大きく増やすことはできません。

また、パーレー法は連勝時に利益を大きく伸ばせますが、1度負けるとすべての利益を失ってしまいます。

大切なことは、各必勝法の長所と短所を理解し、ゲームの流れや状況に応じて最適な手法を使い分けることです。

ルーレットで長期的に勝ち続けるためには、1つの必勝法に固執するのではなく、状況に応じて戦術を切り替える柔軟さを身につけましょう。

オンラインルーレットで実用性の高い必勝法

オンラインルーレットで長期的に利益を出すためには、オカルト的な法則に頼るだけでなく、統計的に有効性が証明されている必勝法の活用が不可欠です。

ここでは、オンラインカジノのルーレットで実用性の高い必勝法を3つ紹介します。

マーチンゲール法

マーチンゲール法

マーチンゲール法は、理論上の勝率が100%を期待できるカジノを代表する必勝法です。

マーチンゲール法の手順は以下になります。

  1. 初回ベット額を決める(例:1ドル、100円など)
  2. 1ゲーム目は初回ベット額を賭ける
  3. 勝敗によって賭け金を変動する
    勝った場合は、負けるまで初回ベット額を賭け続ける
    負けた場合は、勝つまで賭け金を倍にする(100円→200円→400円→800円→1,600円など、、、)
  4. 勝ったら賭け金をリセットし最初に戻る

マーチンゲール法は、何連敗しても1回の勝利で必ず初回賭け金分の利益が出るので、理論上は必勝法ですが、連敗すると賭け金が倍々で増えていくので資金がパンクするリスクがあります。

また、オンラインルーレットにはテーブルリミット(ベット額の下限と上限)が決められており、上限に達するとその時点で負けが確定してしまうため、事前に上限額を確認しておくようにしましょう。

モンテカルロ法

モンテカルロ法

モンテカルロ法は、ギャンブルで有名なモナコ公国のモンテカルロ地区に実在したカジノを潰した、という伝説を持つ必勝法です。

モンテカルロ法の手順は以下になります。

  1. 数列を用意する(例:1 2 3 など)
  2. 列の両端を足した金額を賭ける(数列が1 2 3なら、1 + 3 = 4)
  3. 勝敗によって数列を操作する
    勝った場合は両端の数字を削除:1 2 3 → 2
    負けた場合は右端に賭け金を追加:1 2 3 → 1 2 3 4
  4. 同じ手順を繰り返し、数列がすべて消えるとセット完了で最初に戻る

モンテカルロ法は数列を使うので、メモ帳が必要です。

連敗しても賭け金の増え方が緩やかで、数列がすべて消えると必ず利益が出ることから攻守のバランスに優れており、上級者に愛用者が多いという特徴を持っています。

最初の数列は自由に設定できますが、数を増やしすぎると長期戦になりやすいので、3~5つ程度にしておき確実にセットを完了させることを優先しましょう。

ココモ法

ココモ法

ココモ法は、自然界の神秘と言われるフィボナッチ数列を使った必勝法で、ルーレットの3倍配当(カラムベット、ダズンベット)に有効です。

ココモ法の手順は以下になります。

  1. 初回賭け金を決める(例:1ドル)
  2. 2連敗するまでは初回賭け金を賭け続ける
  3. 2連敗したら、1ゲーム目と2ゲーム目の賭け金を足した金額を賭ける
    負けた場合、前ゲームと前々ゲームの賭け金を足した金額を賭ける
    勝った場合→攻略法をリセットし最初に戻る

ココモ法のメリットは、連敗しても賭け金の増え方が緩やかな点と、連敗するほど勝った時の利益が大きいという点です。

ただし、3倍配当の勝率は約33%なので連敗する確率が高く、オンラインルーレットで実践する際には空回しを使ってテーブルの流れを把握し、勝率が高いと予想できる場面を厳選して使うようにしましょう。

まとめ

この記事では、ルーレットにまつわる様々な法則やオカルトの真実について、科学的な視点やプレイヤー心理の両面から解説してきました。

ルーレットは各ゲームが独立した確率のゲームであり、オカルト的な法則だけに頼るのは危険ですが、「大数の法則」の考え方から派生したものもあるため、時には勝率アップに大きく貢献してくれることもあります。

それらの法則に加えて、資金管理を徹底したり状況に応じて必勝法を使い分けることができれば、ルーレットで長期的に勝ち続けていくことが可能です。

オカルト的な法則を楽しみながら、ルーレットで稼いでいきましょう。

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