バカラで安定した利益を上げるためには、期待値・還元率・控除率への正しい理解が必要です。
バカラは還元率が高く勝ちやすいゲームと言われていますが、これらを理解しておくと勝ちやすい賭け方が見えてきます。
これまで具体的な数字についてあまり深く考えてこなかった人は、この機会にそれぞれの確率についてしっかりと勉強してみましょう。
この記事では、バカラの期待値について初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
わかりそうでわからない、バカラの期待値についてです!
わからなさそうで、まったくわからないので助かります!
もくじ
バカラの期待値・還元率・控除率とは
まず、バカラの期待値・還元率・控除率について見ていきましょう。
期待値は賭け金に対して戻ってくる見込み金額の平均値
バカラの期待値とは、賭け金に対して戻ってくる見込み金額の平均値のことです。
期待値は、以下の計算式で算出できます。
期待値の計算方法
期待値=(賭け結果×発生確率)を合計した値
この計算式をバカラに当てはめた場合、バンカーへ100円を賭けた場合の期待値は98.94円、プレイヤーの場合は98.76円になります。
還元率(ペイアウト率)は賭け金に対して戻って来る割合
バカラの還元率はペイアウト率とも呼ばれ、賭け金に対して返ってくる割合のことをいいます。
還元率は、以下の計算式で算出できます。
還元率の計算方法
還元率=100%-控除率
たとえば還元率が90%のギャンブルへ1万円をかけた場合、9,000円が還元されると考えられます。
ちなみにバカラの還元率は、バンカーベットが98.94%、プレイヤーは98.76%です。
上で解説した期待値と還元率の違いについてですが、期待値はベット額に対して戻ってくる平均値が具体的な数字で表され、還元率は「98%」というように%で表します。
基本的な考え方は同じなので、サイトによっては「期待値は98.76%」と%で書かれている場合がありますが、その場合は期待値→還元率と置き換えて考えれば大丈夫です。
控除率(ハウスエッジ)は賭け金に対して損する割合
控除率の計算方法
控除率=(賭け金-期待値) / 賭け金×100
控除率(ハウスエッジ)とは賭け金に対して、胴元(カジノ)の取り分の割合のことです。
ギャンブルでは、集まった賭け金から一定の割合を差し引いて、残りのお金をプレイヤーへ還元するという仕組みになっています。
このハウスエッジは、カジノの運営費用(スタッフの人件費、水光熱費、ゲームの導入費用など)に使われ、ハウスエッジによってカジノの経営が成り立っているというわけです。
具体的な数字については後ほど紹介しますが、バカラの控除率は他のギャンブルよりも圧倒的に低くなっており、バカラが稼ぎやすい理由の1つです。
公営ギャンブルの期待値には還元率が用いられる
上記は、オンラインカジノと公営ギャンブル(競馬、競輪、競艇、オートレースなど)の期待値を比較したものです。
公営ギャンブルの期待値は、金額ではなく還元率が用いられます。
すでに解説したように、実質的には期待値も還元率も同じ意味合いなので、特に問題はないでしょう。
競馬を例にすると、20~30%が控除率として胴元(国/農林水産省)に差し引かれるため、期待値(還元率)は約70~80%です。
したがって、1万円を賭けると7,000~8,000円が返ってくる計算になります。
バカラの賭け方別の期待値
ここでは、賭け方別の期待値を見ていきましょう。
バカラの賭け方別の勝敗確率と配当
勝敗結果 | 勝敗確率 | 配当 |
---|---|---|
プレイヤーの勝ち | 44.62% | 2倍 |
バンカーの勝ち | 45.86% | 1.95倍 |
タイ | 9.52% | 9倍 |
バカラの賭け方別の勝敗確率と配当は、上記になります。
バカラでは、バンカーの方がプレイヤーよりも勝敗確率が1.24%高くなっています。
これは、3枚目のカードが配られる条件がバンカーに有利に設定されていることが理由です。
配当についてはプレイヤーにベットして的中した場合の配当は2倍ですが、バンカーにベットして的中した場合は5%の手数料(ハウスウェッジ)を取られるため配当が1.95倍となっています。
タイ(引き分け)は勝敗確率が9.52%と低い分、配当が9倍と高く設定されています。
プレイヤーにベットした場合の期待値
勝敗結果 | 勝敗確率 | 配当 | 勝利金 |
---|---|---|---|
プレイヤーの勝ち | 44.62% | 2倍 | 2,000円 |
バンカーの勝ち | 45.86% | 0倍 | 0円 |
タイ | 9.52% | 1倍 | 1,000円 |
上記は、バカラでプレイヤーに1,000円をベットした場合の勝敗確率・配当・勝利金を表にしたものです。
プレイヤーにベットした場合の結果は、勝ち・負け・引き分けのいずれかです。
バカラの期待中は以下の計算式で算出できます。
期待値=(勝率×配当額)+(敗率×損失額)
これをもとに期待値を計算してみましょう。
期待値:(44.62%×2,000円)+(45.86%×0円)+(9.52%×1,000円)=987.6円
控除率:(1,000円-987.6)/1,000円×100=1.24%
還元率:100%-1.24%=98.76%
1,000円をベットした場合の期待値は987.6円、つまり還元率は98.76%です。
控除率は100%から還元率を引いた数値なので、1.24%になります。
バンカーにベットした場合の期待値
勝敗結果 | 勝敗確率 | 配当 | 勝利金 |
---|---|---|---|
プレイヤーの勝ち | 44.62% | 0倍 | 0円 |
バンカーの勝ち | 45.86% | 1.95倍 | 1,950円 |
タイ | 9.52% | 1倍 | 1,000円 |
次に、バンカーに1,000円をベットした場合の期待値を見てみましょう。
期待値:(44.62%×0円)+(45.86%×1,950円)+(9.52%×1,000円)=989.47円
控除率:(1,000円-989.47)/1,000円×100=1.053%
還元率:100%-1.053%=98.947%
計算式は同じですがバンカーの方が勝率が高いため、1,000円をベットした場合の期待値は989.47円、還元率は98.947%になり、控除率は1.053%です。
タイ(引き分け)にベットした場合の期待値
勝敗結果 | 勝敗確率 | 配当 | 勝利金 |
---|---|---|---|
プレイヤーの勝ち | 44.62% | 0倍 | 0円 |
バンカーの勝ち | 45.86% | 0倍 | 0円 |
タイ | 9.52% | 9倍 | 9,000円 |
最後に、タイに1,000円をベットした場合の期待値を見てみましょう。
期待値:(44.62%×0円)+(45.86%×0円)+(9.52%×9,000円)=856.8円
控除率:(1,000円-856.8)/1,000円×100=14.32%
還元率:100%-14.32%=85.68%
タイは配当が9倍ですが、勝敗確率が低いため期待値は856.8円、還元率85.68%とかなり低くなっているのが分かります。
控除率は14.32%なので、理論上はタイに賭ければ賭けるほどカジノが得をしている計算です。
バカラの賭け方別の期待値・還元率・控除率まとめ
賭け方 | 期待値 | 還元率 | 控除率 |
---|---|---|---|
プレイヤー | 987.6円 | 98.76% | -1.24% |
バンカー | 989.47円 | 98.947% | -1.053% |
タイ | 856.8円 | 85.68% | -14.32% |
ここまで計算してきたバカラの賭け方別の期待値・還元率・控除率をまとめました。
プレイヤーまたはバンカーに賭けた場合には、カジノに1%強の控除率しか取られないため、還元率は99%弱と高い数字になっているのが分かります。
先ほど紹介した国内の公営ギャンブルの還元率は約70~80%ですから、最も還元率の低いタイよりもさらに勝ちにくいギャンブルであるといえます。
バカラは大金を賭けて破産した人のニュースなどを見て怖いイメージを持たれている方がいらっしゃるかもしれませんが、実はあらゆるギャンブルの中でトップクラスに勝ちやすいゲームなのです。
なるほどー。賭け方で微妙に違うんですね。
微妙な差でもなんどもやっていればどんどん差が大きくなりますよ。
バカラは期待値・還元率が高いが必ず勝てるとは限らない
バカラは期待値・還元率が高いゲームですが、必ず勝てるとは限りません。
還元率が100%未満ということは、理論的には賭ければ賭けるほど損失が膨らんでいくことを意味します。
バカラでカジノの控除率に打ち勝つためには、勝率を上げるテクニックや有効性が証明されている必勝法(システムベット)などを使うことが必須です。
ちなみに上記の表ではブラックジャックの最大還元率が100%を超えていますが、これはベーシックストラテジーとカードカウンティングを完璧に使いこなし、なおかつデック数が少ない場合に限るので、オンラインカジノの場合は最大でも99.5%程度になります。
バカラで期待値・勝率を高める方法
バカラの還元率が期待値が高いことは分かりましたが、ここではさらに勝率をアップさせて期待値を高める方法を紹介します。
タイやサイドベットには賭けない
バカラで勝つためには、タイやペアなどのサイドベットには賭けないようにしましょう。
タイは当選確率が9.52%と低いにもかかわらず、控除率(ハウスエッジ)が14.36%と圧倒的に不利な設定になっています。
9倍配当は魅力ですが、控除率の高さから長期的に見て賭け金を失うリスクが大きく、不利な選択肢です。
バカラで勝つためには、プレイヤーまたはバンカーのみにベットするようにしましょう。
目標利益や損切りのタイミングを決めておく
バカラで安定した利益を残すためには、目標利益や損切りのタイミングを決めておくことが重要です。
やめどきを決めておかないと、勝っている時に「もっと資金を増やしたい」と欲張って逆に資金を減らしたり、負けている時に「損失をすべて取り戻したい」と冷静さを失って賭け金を大きくしすぎる、といった失敗を犯す確率が上がります。
「資金が1.5倍増えたら利確する」「資金の20%以上を失ったらその日のプレイを終了する」など、やめどきに関するルールを設定し必ず守るようにしましょう。
資金管理を徹底して計画的に賭ける
バカラで最も重要なことは、徹底した資金管理です。
バカラは勝率約50%のゲームなので、確率的に考えても毎日勝ち続けることはできません。
時には損失が出たままでプレイを終了する時もありますが、資金が残っていれば十分に取り返すことが可能です。
バカラをギャンブルとしてではなく投資や副業レベルで稼ぎたいなら、「1回の賭け金は資金の5%以内に抑える」など資金を守るためのルールを決めておきましょう。
また、やめどきに関しては上で解説したように目標利益と損切りラインを設定することが重要です。
このあたりはどのギャンブルでも同じことが言えますので、覚えておくといいですよ!
バカラで期待値・勝率を高めるのにおすすめの必勝法・攻略法
ここでは、バカラで期待値・勝率を高めるためにおすすめの必勝法と攻略法を紹介します。
罫線(けいせん)の活用
罫線とは、プレイヤーとバンカーの勝敗履歴を記したもので、バカラの勝率アップに有効です。
罫線には、大路(ダイロ)・大眼仔(ダイガンチャイ)・小路(シュウロ)・甲由路(カッチャロ)の4種類があり、それぞれ一定のルールで記されています。
バカラではプレイヤーとバンカーの勝率はほぼ同じですが、不思議なことに一定の流れでゲームが進むことがよくあり、その流れを把握できれば勝率をアップさせることが可能です。
初心者の方は、最も分かりやすい大路の見方と使い方から覚えることをおすすめします。
大眼仔・小路・甲由路は大路の動きを元にしており、基本的な考え方は同じなので、大路を使いこなせるようになってから習得するといいでしょう。
カードカウンティングの活用
カードカウンティングとは、ゲームで使用されたカードを数えることによってシュー内に残っているカードを予測し、勝率アップに役立てるという攻略法です。
バカラでは1度使用されたカードはシューの交換まで再利用されないので、残っているカードに偏りが発生した場合、勝敗予想の確率をアップさせられる可能性があります。
カードカウンティングといえばブラックジャックが有名ですが、バカラのカードカウンティングも一定の効果を期待できるので、罫線の使い方を習得した方はカウンティングにも挑戦してみましょう。
マーチンゲール法
マーチンゲール法は、負けた次のゲームで賭け金を倍にしていくことで損失の回収と利益獲得を狙う必勝法です。
マーチンゲール法の手順は以下になります。
- 最初の賭け金を決める: 例えば、最初に100円を賭ける。
- 負けたら倍にする: 負けるごとに賭け金を倍に増やす(100円→200円→400円)。
- 勝ったらリセット: 勝利したら、賭け金を最初の金額に戻す。
マーチンゲール法が成功すると、損失を回収できて必ず最初の賭け金分の利益が出ます。
したがって理論上は必勝法といえますが、連敗が続くと賭け金が急激に膨らむため注意が必要です。
また、オンラインカジノのバカラではテーブルリミット(賭け金の上限)が決められているため、十分な資金が残っていても、上限に達するとその時点で負けが確定してしまいます。
実戦で使用する場合は、罫線などを使って使う場面を厳選することと、損切りラインを決めておくことが重要です。
モンテカルロ法
モンテカルロ法は、マーチンゲール法と並んでカジノの代表的な必勝法です。
モンテカルロ法の手順は以下になります。
- 「1, 2, 3」のように、任意の小さな数字の列を用意する
- 列の両端の数字を足した金額を賭ける(例:1 + 3 = 4単位)
- 勝った場合:両端の数字を消す
負けた場合:負けた額を別の右端に追加する - 列がすべて消えると利益が確定設定するのでセットを終了し、最初に戻る
モンテカルロ法は連敗が続いても賭け金の増え方が緩やかなので、上級者に好まれています。
ただし、連勝できないとセットが終了しないため長期戦になる点がデメリットです。
実戦で使用する場合は、数列を長くしすぎず、確実にセットを終了して細かく利益を積み重ねる方法をおすすめします。
また、列が長くなりすぎた場合に備えて、事前に損切りラインを決めておくようにしましょう。
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まとめ
今回はバカラの期待値・還元率・控除率について解説してきました。
バカラの期待値と還元率は、他のギャンブルと比較してもトップクラスに高い数字なので、勝ちやすいギャンブルといえます。
罫線やカードカウンティング、必勝法(ベッティングシステム)を上手に使ってバカラで楽しみながら稼いでいきましょう。
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